![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170878826/rectangle_large_type_2_b75fe65e7880721fe743c1bd7b8812a6.png?width=1200)
陪審員2番
イーストウッド監督の作品は正座して観るぐらいの気持ちでいつも観ている。劇場だろうと自宅のテレビ画面であろうと。
94歳のイーストウッドが残す世に残す映画として何を感じられるか、
メッセージを受け取ろうという気持ちで観た。
自分が犯してしまったことに対して、目を背けて生きてはいけないと、
イーストウッドが言ってると思った。
正しくないことをしてしまった、それがどんな状況であれ事情があろうとも
人生を通して必ず自分に返ってくると。
相手が悪い、状況が悪かった、今はどうしようもない、そんな個人的な理由は通用しない。
犯した罪、正しくないことをした事実において、いつか必ず向き合わなければいけない、落とし前をつけないといけない。
ただそんなメッセージを感じた。
自分さえ良ければ良い、そんな人生は赦されない。
ずっとここ数年間、私の中で引っかかっていた問題でもあった。
自分さえ良ければ、どんなことをしてもいいのか。
ずっと考えていた。
今回のイーストウッドの作品を通して伝えているメッセージが、私が感じてきた問題の答えだとすれば、それは真実なんだと思った。
![](https://assets.st-note.com/img/1737358890-VoDU7TOFlREbqHsxytuCGfPc.png?width=1200)