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Sさん、「産後パパ育休」どうでした?

今回のイースト・プレス公式noteでは、ちょうど同じ時期に育休から復帰したお2人にインタビューしました。
第2回目をお届けしたいと思います。


第2回目は、弊社初の「産後パパ育休」制度を利用したSさんにインタビューしました!
第一子・女の子誕生で、娘さんが可愛くて仕方ない様子のSさん。
実際に初めての育休はどう過ごされたのでしょう?


──今回は、どうぞよろしくお願いいたします!
まずは、軽い自己紹介をお願いいたします。

よろしくお願いします。書籍1部のSです。書籍1部は単行本の一般書を企画している部署で、わたしは主に音楽本や人文書を企画しています。


──育休はいつから、どれくらい取得しましたか?

育休は「産後パパ育休」制度を利用して、産後から1カ月間とりました。


──育休取得にいたる経緯を教えてください。また、弊社で初の「産後パパ育休」、心配などあったようでしたら教えてください。

家庭では「育休をとらない」という選択肢はまったくなかったです。上司と総務に休みをとることを伝えると、ウエルカムな雰囲気でうれしかったことを覚えています。


──業務の引き継ぎは大変でしたか?

編集は個人の仕事の領域ははっきりしているので、社内の引継ぎはほとんどありませんでした。ただ、個人の刊行スケジュールを調整するために、妻の出産前まではけっこう集中して働きましたね。直前まで、700頁超の本を担当してたんです。さいわい、著者の方も育休については超ウエルカムで、協力してくれました

──いざ奥様の出産、大変だったと思いますが、何かエピソードはありますか?

立ち合い出産だったのですが、つらそうな妻を前におろおろするだけで……けっきょく、深夜から朝まで6、7時間かかりました。出産の瞬間、その病院の勤務シフトの交代するタイミングだったみたいで。遅番・朝晩の看護師さんが入り混じり、おおぜいの人にとりあげてもらったのが良い思い出ですね。

──育休中はどんな生活を送っていましたか?

新生児は朝晩関係なく3時間ごとに母乳(またはミルク)を飲むので、そのリズムにあわせていました。いま思い返すと、1日の区切りがなくて、1カ月がぜんぶつながっている感じです。

──復帰してからは、どうですか?

復帰後の仕事のスタートはすんなりでした。それは編集という仕事が個人の領域がはっきりしていることの強みですね。ただ、家事も増えましたし、子どもの寝かしつけをやりたいので、残業をしないよう、かなり気を付けてスケジュールを組むようになりました。

──育休を経験していかがでしたか? 仕事、自分や奥様に対する気持ちなどに変化はありましたか?

これまでも掃除・洗濯・食事つくり、一通りはやっていましたが、育休期間で家事に対する意識が変わりました。もっと衛生的に、効率的に、安全にと、ひとつ上の家事ができるようチャレンジしています。仕事に関してはとくに変化はないような気がしますが、これまでけっこう個人主義を気取っていたのですが、人を育てるのって楽しいかも、という気持ちがちょっと芽生えています。

──後々、産後パパ育休を取る後輩たちにメッセージをお願いします。

どんどんとってほしいです。ウエルカムです。子育てというと、経験者の「とにかくたいへん」という話があって、ちょっとひいちゃうことがあるかもしれません。たいへんなことは事実なのですが、子育てしている最中は「もう夢中」というのが感覚的に近いです。夢中な状態って、忙しくもありますが、なんかハイになってもいます。だから、けっこう楽しくやれちゃうもんだと思います。応援します。



──では最後に、我が子自慢をよろしくお願いいたします!
大食漢で、いまはベビーダノンに夢中です。とくに「すりりんご&にんじん」味が好きなのですが、このまえ「すりりんご&にんじん」と同じ色のTシャツを着て抱っこしていたら、べろべろになめられて、部分的にびしょびしょになってしまいました。要するに、そのすべてがかわいいです


──お忙しい中、ありがとうございました!


インタビュー者談
弊社は2フロアに分かれておりまして、Sさんと自分は残念ながらフロアが違うため、間近で育休取得に向かっているSさんの姿を拝見できませんでしたが、奥様の出産後、こちらのフロアにいる、お子様を持つ男性、女性に色々聞いてアドバイスをもらっている姿が!

出産前の奥様が、Sさんの出社前に「産まれる〜」と毎日冗談(?)を言っていたらしく、それに「ドキドキする〜!」というSさんは印象的でした。お子様が産まれてからは、娘さんの話をいろいろしてくれます。

インタビューを終え読み返すと、著者さん、同じ部署の人、会社の雰囲気とも「ウエルカム!」な感じだったようで、よかったです。

* * *

今回のnoteでは、ちょうど同じくらいの時期に育休から復帰した、第一子・女の子を迎えたSさんと、第一子・男の子を迎えたYさんにお話を伺いました。

イースト・プレスではお子様がいる方もたくさんいますが、これからを考えている方は、パパ・ママ先輩方にアドバイスを求めても良いかもしれませんね。
そして周りのみなさんも協力的なんだなぁ、と、このインタビューを終えて思いました。

お二人とも、第一子ご誕生、本当におめでとうございました!
成長日記もお待ちしております!



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