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向井秀徳による妄想夢物語集、初著書。『厚岸のおかず』

こんにちは。
みなさんは向井秀徳さんをご存じでしょうか。
ZAZEN BOYSやナンバーガールというバンドをご存じでしょうか。
音楽を聴いたり、ライブを観たことはあるでしょうか。
特に「ナンバーガール」とは、1999年メジャーデビュー。2002年突然解散。2019年突然再結成。2022年突然解散。の伝説のバンド。

なんと、その向井秀徳さんの初著書が、イースト・プレスから出ていたのです!

こちらがそちら。
ジャン!!

『厚岸のおかず』
著=向井秀徳
絵=五木田智央
ISBN=9784781605005
定価=1400円+税

【目次】
トマトラーメン
サークル・シャッフル
エンドレステープ
雨がソイツのゲロを洗い流す
ミツルの夏休み
TOSATSUマン
サルワタリ・ワープ
タスポの闇
シャーク鮫川
三号線
素顔のままで
空色帽子のたま子
おならごっこ
卒業の日
国立セイント・ジョン・フリン・スクール
花輪保の逃亡
ポイントマン
厚岸のおかず
党派を越えた友情の会
本橋サトシの疾走
懐かしのバンド~八〇年代編
林長明 焼肉事件
今夜もBIRI―BIRI


この、目次の文字の並びからして、気になる話がいっぱいです。

自分の一番のおすすめは…
3話目に収録の『エンドレステープ』です。
読んだらもう、スーパーとかに入ったらうっすら流れている曲が気になって仕方なくなります。「向井秀徳による妄想夢物語集。」…「妄想夢物語集。」なのに…! しかも「初著書。」…なのに…!
そのくらいの破壊力でした。

『エンドレステープ』の一文に

とはいえ、シド・バレットはやはり天才だった。

という一文があります。
読み終えたあと、言いたくなります。

とはいえ、向井秀徳はやはり天才だった。

ナンバーガールを知ってしまったそこのアナタ!
是非読んでみてくだい。


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