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Yさん、「産休・育休」どうでした?

今回のイースト・プレス公式noteでは、ちょうど同じ時期に育休から復帰したお2人にインタビューしました。
2回に分けてお届けしたいと思います。


第1回目は、Yさんにインタビューしました。
第一子・男の子誕生で、絶賛子育て&仕事を両立中!
息子さんの話を聞きかせていただきますが、面白い話も可愛い話もたくさんです! でも、初めての産休・育休、どうだったのでしょう?


──今回は、どうぞよろしくお願いいたします!
まずは、軽い自己紹介をお願いいたします。

よろしくお願いいたします。デジタルコンテンツ部のYです。電子書籍の配信や販促にまつわる業務を担当しています。


──産休・育休はいつから、どれくらい取得しましたか?

産休は出産の2か月ほど前から、育休は産後1年と少し合わせて1年半弱と長い期間お休みをいただいていました。保活激戦区だったため当初の想定より長くなってしまった形です。


──出産予定日までの体調などはどうでしたか?

九州への里帰り出産だったため有給を使って早めにお休みをいただいていました。実家では毎日猫とごろごろしすぎてあまり記憶がありませんが、とにかく喉が渇く妊婦だったので毎日麦茶をがぶ飲みしていました。


──業務の引き継ぎは大変でしたか?

基本的に単独ではなく複数人で情報共有しながら業務を進めていたため、それほど大変ではありませんでした。ベースは共有されているので、そこに自分が担当していた案件の詳細を追加で引き継いでいくイメージです。
とは言え少人数チームでしたので、チームメイトには負担をかけてしまったのではないかと思います。


──いざ出産、大変だったと思いますが、何かエピソードはありますか?
もし旦那様が育休を取られていたら、そのエピソードも教えてください。

もともと計画無痛分娩の予定で手術の日程も決まっていたのですが、予定日2週間前に急遽日程が早まりました。いつものように健診に行ってエコーを受けていたら先生がバタバタしはじめて明日もう1回きてくれ」、と。翌日もう一度検査を受けたところ「明々後日産みましょう」なんて言われてしまい、かなりブルーな気持ちになって帰ったのを覚えています。赤ちゃんが大きめで、もう産まないといけないサイズに達していたそうです。
夫は産後半年間育休をとってくれていたのですが、当然手術日を基準に業務のスケジュールを立てていたので、調整がものすごく大変そうでした。
出産当日は結局緊急帝王切開になってしまいまして。麻酔が効きにくい体質だったらしく、手術中痛みは感じないものの先生たちが会話するのが聞こえていました。貴重な体験をしたと思っています。


──育休中はどんな生活を送っていましたか?

産後3か月と割と長い間家族3人で実家に滞在させてもらい、私はほとんど授乳に専念していて、両親や夫にすべてを任せていました。まさに上げ膳据え膳で、おかげさまで非常に肥立ちが良かったです。
私の歩く体力が戻ってからは結構お出かけしていましたね。平日人が少ない時間帯に出かけられる機会もなかなか無いのでもったいない感じがして。
人生でこれ以上ないかも?と思うくらい、親子3人でじっくり過ごせた時間でした。
完全に余談ですが、生後3か月の九州から東京に戻ってくる際に大型フェリーを利用したところ、外海の波を舐めていたため私たち夫婦が船酔いでダウンしてしまい、息子だけがピンピンして授乳を求めてきていたことを鮮明に覚えています。



──復帰してからは、どうですか?

業務そのものについては、危惧していたよりもすんなり思い出せて自分で驚きました。ゲームをするときに飽きて半年~1年放置→再開、みたいなことをよくやるのですが、再開時にスムーズにストーリーや作業内容を思い出せる能力を身に着けているので、ゲームが脳のなんらかの機能を育ててくれたのかもしれません。
ただ、私がお休みしている間に部署内の体制や社の雰囲気が大きく変わっており、そこにチューニングしていくことに苦労しました。お休みが長すぎて完全に浦島太郎状態でした
長い時間があいてしまったにも関わらず、温かく迎え入れてくださっている同僚の皆様には感謝しかありません。



──産休(出産)・育休を経験して、いかがでしたか? 仕事、自分や旦那様に対する気持ち等変化はありましたか?

「社会」がもっと身近になったように感じます。今までも社会や政治に興味がなかったわけではないのですが、自分の大事な息子がこれから生きていく世界なのだと思うと、無関心や逃げの姿勢はよくないと思うようになりました。
また、子育てに関わることによって世代から世代へのバトンタッチがもっと鮮明に見えるようになったことも「社会」を身近に感じさせる理由かもしれません。



──今後、産休・育休を取る後輩たちにメッセージをお願いします。

長期のお休みを取るとなると周囲の方へのしわ寄せが心配になってしまう気持ちもありますが、男女問わず産休・育休をとることが当たり前になることで少しずつ制度も変わっていくのかなと思いますので、私は積極的に取ってほしいと思います!
なにより、自分の子供は可愛いです。合法的に乳児と心置きなく触れ合える機会は人生にそうそうございませんので、是非お休みを取って乳児と戯れてください。驚いたことに、四六時中可愛いです



──では最後に、我が子自慢をよろしくお願いいたします!

とにかくタイヤが好きです。車や電車をきちっと並べて、床に横たわってタイヤの回転を眺めることを生業としています。ちょっとタイヤの回転が悪いミニカーを渡すとメンバーから外されます。
保育園でもずっと乗り物のおもちゃで遊んでいるようで、お友達にもそう認識されているので、寝そべってタイヤ鑑賞していると乗り物のおもちゃが息子周辺に捧げられていくそうです

か・わ・い・い・!


──お忙しい中、ありがとうございました!



インタビュー者談

Yさんと自分は偶然にも同じ部署でしたので、体の小さなYさんのお腹がどんどん大きくなっていく様子を見て、こちらがドキドキしていました。

お子様が産まれて、1度会社に顔を見せに来てくれて、そうしたら総務の方が「せっかく久々だから」と、会議室でYさんと息子さん、そうしてデジタルコンテンツ部でお話ができる場をもうけてくださり、写真を見せてもらったり、お子様と写真撮影や、お話にもあった「無痛分娩はどこへ」などの話もしてもらいました。しばらく連絡を取っていなかったので、嬉しかったです。

そして、本当に仕事の思い出しが早くてびっくりしましたが、それが「ゲーム脳」だったのか、と思うと納得です!

育児もそうですが、出産って本当に大変ですね…。おめでとうございました!
そしておかえりなさい!

* * *


第2回目は第一子・女の子をお迎えし、さらに「産後パパ育休」を取得したSさんに、お話を伺おうと思います。
お楽しみに!


▼Yさんおすすめの書籍
肩の力を抜いて読むことができる父親目線の育児エッセイです。
率直な驚きや喜び、苦労が綴られており、妊娠中楽しんで読むことができました。



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