12月8日(木曜日)【オンライン】『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』刊行記念 北尾修一さん(著者・編集者)×モリテツヤさん(書店『汽水空港』店主)ライブトーク By 誠品生活日本橋
こんにちは! 編集部の中野です。
編集を担当いたしました、『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』(北尾修一・著)の配信イベント(なんと!参加費無料!)が決定いたしましたのでお知らせします。
本イベントの主催は誠品生活日本橋さんです。
http://www.eslitespectrum.jp
誠品生活日本橋さんは台湾発の暮らしと読書を繋ぐ文化発信の拠点「誠品生活」の日本1号店。
「Books, and Everything in Between(本とくらしの間に)」がコンセプト。
日本橋の歴史、人々の暮らしの中で受け継がれてきたカルチャーを編集し、台湾発の「くらしと読書のカルチャーワンダーランド」として創造的に多彩な文化情報を発信する。フロアは書籍ゾーン、文具・雑貨ゾーン、体験型の物販・ワークショップゾーン、そしてレストラン・食物販ゾーンで構成され、約50の台湾ブランドや、日本の厳選アイテム・フードが揃っています。
わたくし中野も訪れるたびに新しい発見のある大ファンの書店さんです。
今回のイベントのテーマを著者である北尾さんに伺ってみました。
北尾さん、お願いします!
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百万年書房の北尾です。
12/8夜、『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』
刊行記念で生配信トークイベントをします(参加費無料)。
そもそも、本書の元になったシリーズイベント自体も会場参加オンリー(配信なし)だったので、今回は地方在住や海外の方も参加できる貴重な機会となります。
で、今回のゲストは汽水空港モリテツヤさん。(https://www.kisuikuko.com/)
本イベントの(私にとっての)隠しテーマは、「本の栽培と販売」です。
『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』は、同業の編集者の方々と私の対話が詰まった本ですが、今回はそのスピンオフとして版元経営者×書店経営者の「具体的な話」をお届けします。そのお相手として、私が汽水空港モリさんに白羽の矢を立てたのは、以下のような理由からです。
最近、webでバズる企画を立てるのと同じ感覚で、売れる書籍企画を考えようとする人がいます。それはそれでひとつのやり方で間違いではありませんが(そもそも「正しい本づくり」なんてないので)、百万年書房の場合はそれと違う本づくりをしたいと日々思っています。
その感覚を『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』では「町中華」という喩えで説明しましたが、別の言い方をすると……本って、農地や果樹園みたいなものだと思っているんです。
は? わけわからん、と思いましたよね。そうなんです、自分でもまだうまく言葉にできていないんですが、このあたりの感覚を汽水空港モリさんとなら共有できる気がします。
だって、この話をモリさんにメールしたら、モリさんには一発で伝わったようで「農家にとっての干し柿みたいなものじゃないですかね、本は」という返信が届いたので。
モリさんと私でどこまで深いところにいけるか、話しながら考えつつ、その様子をみなさんに生で目撃してもらおうかな、みたいなことが今回のイベントの趣旨です(私にとっての)。
配信イベントなので、70億人参加してもらってもまだ余裕です。
全みなさまのご参加、お待ちしております。
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■イベント情報
『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』(イースト・プレス)刊行記念 北尾修一さん(著者・編集者)×モリテツヤさん(書店『汽水空港』店主)ライブトーク
By 誠品生活日本橋
日 時:2022年12月8日(木)19:00~20:30(終了時間は変更の可能性あり)
場 所:オンライン(Zoomウェビナー)
参加費: 無料
申込ページ:
https://seihin1208honzukuri.peatix.com/
※お客様都合によるキャンセルはご遠慮いただいております。
※社会情勢によりイベントを延期・内容変更・中止する場合がございますので、予めご了承下さい。
■イベント概要
大手出版社を退職して一人出版社・百万年書房を立ち上げた編集者・北尾修一さんが書いた『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』は、今日本を作ろうと思い立ったすべての人に向けた実践の書として、発売後まもなくから大きな話題を呼び、既にロングセラーの風格を漂わせている好著です。
社会の仕組みが大きく変わろうとしている現在、“本を作ること”の意味も、読み手の意識も、また作られた本と読者をつなぐ市場や“本を売ること”の可能性も大きく変化し続けています。
今回、作り手として新しい出版への挑戦を続ける北尾さんとお話をしていただくのは、鳥取県の中央に位置する東郷湖の湖畔で書店『汽水空港(きすいくうこう)』を運営しているモリテツヤさん。モリさんもまた、従来の書店の形式にとらわれず、日々新しい試みを通じて、“本を売ること”の可能性を追求していらっしゃいます。
“作ること”と“売ること”が交わるその縁で、常に起きつつある化学反応の熱を、お二人のお話からきっと感じていただけるのではないでしょうか。
皆様のご参加をお待ちしています。
電子書籍もございます。
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