2月の色校が出そろいました!
「そもそも色校って何?」
色校とは、正式には「色校正」といいまして、著者やデザイナーさん、編集者などが、思った通りの色で印刷できているかを、実際の印刷を始める前に確認するための試し刷りのことです。カバーや表紙など、カラーで印刷するものは必ず色校をとります。絵本や写真集などのオールカラーの書籍では、本文ページも色校をとることがあります。
■2/17発売
『子どもを育てられない親たち』
なぜ、悲劇は繰り返されるのか?
なぜ、誰も命を救えなかったのか?
実際に児童相談所で働いたジャーナリストが
内側から見た、児童虐待 vs. 公的機関のリアルと、
虐待する親、される子どもの「脳」の特性とは?
カバーには「ヴァンヌーボV-FS スノーホワイト」という暖かみのある豊かな手ざわりと、繊細にコントロールできる印刷仕上がりが特徴の用紙を使用しています。
オビには「ポルカ」というカラフルなチリが特徴的な軽やかな雰囲気のファインペーパーを使用しています。抄き込んだチリを水玉に見立てて、「ポルカ・ドット(Polka Dot、水玉)」より名付けられたそうです。
表紙には「ゆるチップ ゆき」という自然なオフホワイトベースの再生紙を。
装丁作家 祖父江慎氏のプロデュースにより、週刊マンガ雑誌などに使われている薄色紙(せんか紙)のイメージを板紙に再現されたそうです。
色校を巻いてみました。
装幀は細山田デザイン事務所さん、装画は横村葵さんにご担当いただきました。
■2/26発売
『すぐできる!よくわかる!ビジネスに活かせるCanva入門』
1億人が利用している最強のデザインツール
仕事で、社内外の人に見せるための資料を作ることはありませんか?
デザイナーにお願いするほどじゃないけど、一味違うおしゃれな感じのデザインがほしいときは、プロのデザイナーが作ったテンプレートをそのまま、無料で誰でも使えるCanvaがおすすめ!
本書では、Canvaでできるプレゼン資料や写真加工、チラシなどの印刷物を作例つきでご紹介します!
カバーデザインはCanvaのイメージカラーである青と紫のグラデーションを使っています。
デザイン素人でもこんなチラシがあっという間に作れるようになりました!
今月は2作品をご紹介しました。
是非、書店でお手に取ってご覧ください!