memorandom【16】

シンプル。良い意味で簡素で単純な様。昨今、洋服のスタイルの中でもよく聞くワードな気がします。

僕自身、シンプルなスタイルは嫌いではない。何ならここのところはシンプルと言えばシンプルなスタイルが多い。

このシンプルなスタイル、簡単な様で簡単じゃない。同じ様にシンプルなスタイルをしていても着る人によって全く違った見え方をする。それは何の違いなのか。

恐らくこれまでの経験値がものを言うのだろうと思う。洋服が好きであればどこまでも自分が好きなものを追求したり、どんなスタイルがかっこいいのかを長い時間かけて悩んだりするかと思います。そうして、費やされたお金と時間、その他の要素が経験となり、シンプルなスタイルというのは完成するのだろう。

単にトレンドだからという訳ではなく、様々なスタイルに挑戦し、様々なものを買ってきた人がたどり着く境地。恐らくシンプルなスタイルをかっこよく着こなせている人のクローゼットはありとあるゆる物で溢れていることだろう。

一朝一夕にはいかない、先人もそんな言葉を残しているように、何もしないままに自分のスタイルが見つけられることなんて殆どないでしょう。色んな物を実際に見る、着る、買う。これに尽きるような気がします。

様々なリアルを体験できる場所としてオープンしたEast End Gallery、この場所がより多くの皆様にとって知ってもらえること、実際に足を運んで頂いて、実際にお話をしながら多くの経験ができる場所になってくれることを願いながら、本日の備忘録はここまで。

East End Gallery