見出し画像

memorandum【23】

どのような分野においても、自分を持っている人は格好良い。内から滲み出るオーラみたいなものなのだろうか。僕らの業界においても全く同じだ。

例えばデザイナーの方々。世の中に発信したいこと、自分が表現したいことを具現化し、洋服を生み出す。そこにはやはりそれぞれの信念があり、周りがどうこうではなく、自分を貫いている方がほとんど。その姿はやはり格好良い。

特に僕らは洋服というカテゴリーからファッションを連想されるだろうが、デザイナーの方々を見ていると至ってシンプル、変わった格好をしている人の方が少ないくらいだ。こんな普通の格好をしている人が、こんなとんでもない洋服を作っているのかと驚かされることはそう珍しいことではない。言ってしまえばTシャツにデニムの様な誰にでもできる格好をしている人も多いわけだが、どうしてかそれが格好良く見えたりもする。

きっと、一番最初に挙げた様な内面からくるオーラみたいな部分が、その方々を覆って、誰も手に入れることのできないものを纏っているのだろう。何が言いたかったかというと洋服は着る人次第。内面と外見、全く違うものの様に見えて実はそこがリンクしているのかな。どんなに良い洋服を着たところでカッコよく見えるわけでもなく、逆に何の意識もない人が着ている高いのか安いのかもわからない服の着こなしが格好良かったりもする。

何を着るかではなくどう着るか、そのスタイルに対して芯を持っているのか。格好よく見える人はそれに尽きるのだろう。

Easy End Gallery

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?