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memorandum【24】
"信念"であったり"芯"という話を以前にもした様に思う。そういうものをしっかり持った人は格好よく見えると。僕が見てきた格好良い人は皆そうだった。冷静に自分に置き換えた時にどうかと考えてみた。自分にはそう言ったものがあるのだろうかと。
僕が見てきた皆が持っていたような軸は僕には無いと思う。こと洋服のことで考えていっても一貫してこのスタイルでみたいなものもなくその時の気分で着る物を決めたりしている。ただ一つ、自分の中で持っているもの。それはものとして格好良いのではなく、自分が着た時に格好良い服を選ぶこと。これだけは曲げない様にしてしている。
今のこの時代、物として格好良い服はごまんとある。多くのブランドが練りに練って世の中に打ち出すアイテムはやはり格好いい物が多い。しかしながら当然自分に似合わないものもある。とりあえず似合うように着ようと努力するがそれが叶わないものもある。それに対して無理をすることは自分の中で無い。結局は自分に似合う物をちゃんと着ている時にこそ、一番テンションが上がるから。
感覚は人それぞれ違う。他人から見れば似合っているものも自分の中ではしっくりこないこともある。また、その逆も然り。色んな物を見て、今したい格好があって、自分なりに消化していく。簡単なようで難しいことでもあるかなと思います。
販売という仕事を長くやっていて思うことはただ売れればいいという物ではないという事。自分から買ってくれた人がどれだけ格好よくなるのかの方が重要。単純な洋服好きがいるお店として皆さんが足を運んでくれたらいいなと思っています。
East End Gallery