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memorandom【18】

服を着るという行為は凄く感覚に依存する部分が多いと思う。特に自分はそうなのだが。

頭の中で考えたり、何かを見て格好良いと思って自分に落とし込んでみても上手くいかないことも多い。それよりは直感的にこうきたら格好良いとか、何気なく目に入ったものを合わせてきた時の方が上手く行ったりもする。

緻密に計算されたバランス、アイテム構成で着る間違いないスタイル。それに安心するという方も多数いらっしゃるでしょう。その気持ちも僕自身は理解しています。ただ自分に置き換えると、そこには高揚感みたいなものが無く、ただ世の中的に格好良いとされる物を身につけたマジョリティの一人になってしまうようで、それだったら制服でいいのにってなってしまう。

洋服を着ることの半分以上は、高揚感を得たいから。洋服を選ぶ時の半分以上は、パッと見たときの格好よさ。蘊蓄やら何やらは後からいくらでもこじつけられる。今のファッションは、何かに縛られることも多く、自由であって自由じゃない、少し窮屈さを感じる様なものになっている気がする。

その時代、その時代、誰がどうこうではなく、自分が格好いいと思えるスタイルで、ちゃんと格好いいと思ってもらえるスタイルをしていきたい。そんなスタイルを皆さんと一緒にこの場所で探すことができたら幸いです。

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