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glue【1】
作られる洋服には一つ一つストーリーがある。
その物が、どの様な考えの中で、どの様な過程を経て洋服へと昇華するのか。
ただ毎日、当たり前の様に着ている洋服にも必ずストーリーがあるはず。
それがどの様な内容であれ、買う物、着る物のそれを知ることができるのは非常に面白い事だと思う。
East End Galleryができる過程で、N obuyuki Matsuiデザイナー自らが、内装のあらゆる部分を手掛けた。
その過程の一つに、刷毛を使っての塗装があった。
その塗装がインスピレーションとなって生まれたのを表現した、"擦り剥がし"
刷毛でペンキを塗った時に出来る跡を、柄として表現。何柄という訳でもなく、オリジナルのその時にできたものということしかできないだろう。
ただの柄という訳ではなく、そういった過程の中で生まれた柄はこのストーリーを聞かない事には真実は解釈できない。
勿論、真実だけが全てではない。受け取る側、見る側の感じ方によってあらゆる感じ方があっていいと思う。
でもそこに、何か隠されたストーリーがある事は凄く素敵なことだと思う。
僕がここに書くストーリーはその洋服のほんの一部に過ぎない。良くも悪くもなのかもしれないが、これを読んだ人にその洋服の全てをわかって欲しくないから。
きっと、こうやって書き記されることは同じ様にその時、その物の全てはなく、ほんの一部に過ぎないのだろう。
その時、その場所に行かないと聞くことのできない事、見ることのできない事、感じることのできない事がある。
あらゆる面で、East End Galleryにお越しくださる方にはそのライブ感を楽しんで頂ける様にしていきたいと思っています。
その時にしか体感する事のできない事を求めに、是非足を運んでみてください。
East End Gallery