続 オレ・コレ
最近見かけなくなったもの…
玄関に飾られている木彫りの熊が鮭をくわえる置物。
全ての家庭にあったものではないが、昔に比べ生活様式がうんと変わり、畳の部屋よりも圧倒的にフローリングが増えた。
このようなことが関連しているのかは不明だが、食べ物や身に着けるものも含め、昔に比べ洋式なるものが増えたのは確かである。
などといいつつも、我が家は全ての部屋が畳である。
しかし、唯一ボキが使う小さな書斎だけはフローリング風カーペットを敷いている。
理由は絵を描く際、絵の具が飛び散り汚れるからである。
で、話を128度ほど変えるが、昔ながらの古風な木彫りではないが、去年の夏頃に散歩の途中、とある古道具店に入り気になる熊の置物を見つけた。
結局、価格も高額ではないという理由で購入してしまった。
材質が大理石ということもあり実物はかなり重い。
(※ ちと画像では解りづらいが…)
実物もそうなのだが、画像でも作者のサインらしきものが彫ってある。
ボキは大理石で創作をしたことがないので、手元にある熊さんの技量は分かりかねるのだが、直感で気に入ったので個人的には優れた作品であると思う♪
こちらの熊さんとは全く異なるのだが、考える人など有名な彫刻作品を手がけたロダン氏の助手として有名なフランソワ・ポンポン氏の代表作でもある「シロクマ」は個人的に大好きな作品の一つである。
↑※これが元祖「シロクマ」
随分前に都内の美術館で「シロクマ」を何度も鑑賞して丸みを帯びた点が、優しい印象を残すところが微笑ましいと感じた。
そこに魅了されたのだ。
こちらの熊さんも大好きだ♪
角度によっては迫力があり、かと思えば優しい印象すらある。
特にお尻がとてもキュートだ☆
先ほども紹介したが、フランソワ・ポンポン氏が製作した「シロクマ」とはゆかりがないのだが、我が家では勝手に「ポンポンさん」と名付けている。
普段は他人の作品を購入することはないのだが、この「ポンポンさん」は直感から優れていると思ったので自然と手が伸びてしまった。
かといって万引きしたわけではないよ。
木彫の熊ではないし、玄関に飾っているわけでもない新たに加わった「オレ・コレ」
※ 因みに「オレ・コレ」とは俺のコレクションを略した造語である。
身につけるもので着飾るのもまた良いが、やはり目の保養になるコレクションもまた別格だよなぁ〜♪
よいっしょ〜☆