おじさんと呼ばないで
この場でも散々とスパイものを紹介してきた。
そうそう、これを逃してはなるまいと思い、今回は、ぼくは叔父さんならぬ、「コードネーム U.N.C.L.E」を紹介しちゃう。
※ 因みに叔父さん、または伯父さんを英語でuncleと言うらしい。
こちら↑は2015年に上映されたガイ・リッチー監督作品だ。
元ネタ↑である『0011ナポレオン・ソロ』をガイ・リッチー流にスタイリッシュかつ、コメディ・タッチで描かれた優れた作品だ♪
こちらが元祖。しかも貴重な吹き替え版で♪
わーお!
で、で、映画の舞台となるのが1963年の東西冷戦中だ。
ベルリン国境検問所にCIAの工作員であるナポレオン・ソロが東ドイツへ入る。
ソロには明確な任務が課せられている。
それは、ナチスのロケット科学者であるテラー博士の娘であるギャビーに接触するためだ。
だが、同じくソ連KBGの工作員イリヤ・クリヤキンも同じ任務を課せられていた。
やがてソロはギャビーに接触するが、検問所にて鞄の中身を開けた時に仕掛けられた盗聴器で、ソロの居場所を知ったイリヤは向かう。
鉢合わせとなった二人はカーチェイスを交えた派手なアクションで交戦する。
ソロは不利な状況へ追い込まれるが、知恵を使いイリヤから逃げる事に成功し、ギャビーを連れて西側への脱出に成功した。
しかし、物語は更に深まり複雑な事情へと進む。
何を隠そう、ソロとイリヤの知らぬ間にあろう事か、本来であれば敵同士であるCIAとKGBがタッグを組み、テラー博士が開発した兵器を、組織に悪用される前に阻止する計画を遂行するのであった。
最初はお互い対照的な性格だったせいか、交わる事なく警戒していた。
だが、優秀な工作員同士と言う事もあり、お互い大人になり仕事に準ずるので合った。
前代未聞の展開で物語は更にエスカレートする。
テラー博士が拘束されていると思われる組織内では、ナチスの残党に核兵器を受け渡す計画があると知ったソロとイリヤは阻止しようと潜入する。
その際、組織内でパーティーが行われている事を逆手に取り、イリヤとギャビーが婚約中と言う設定で潜入する。
一方のソロはお得意のスリを活かし、通りすがりの人から会場チケットを盗み会場へと足を運ぶ。
しかし、物事はそう容易くはなかった。
組織のボスを務める妻のヴィクトリアは冷酷で平気で人を斬り刻むタイプだ。
そこでギャビーがおとりとなり、盗聴器を着けて父であるテラー博士が拘束されている場所へと入る。
だが、思いもよらない時点に発展してしまう。
その理由(わけ)は、あろう事かギャビーが敵である組織のボスに手の内を打ち明けてしまうのだ!
離れた場所で盗聴していたイリヤは組織に追われ逃げる羽目に。
一方のソロはヴィクトリアに近づくも、まんまと正体が知られ毒を盛られた飲み物で意識を意識を失う。
計画が行き詰まる中、イギリスのMI-6から新たに指揮官が加入する事になる。
その人物こそ、組織内のパーティーに忍び込もうとソロがすれ違いざまにチケットを盗んだ相手だったのだ。
しかも、ギャビーはMI-6から送られたスパイだと知ったソロとイリヤは驚愕するばかり。
ここで立ち往生している暇などないと気づいた二人は気を引き締めて、新たにMI-6の指揮官と共に結束を固める。
組織が隠れ蓑としている場所を特定すると、迷う事なく三国合同チームが敵地に降り立つ。
戦闘シーンは、一つの画面に漫画のコマの様な割り振りであらゆる角度のアクションシーンを垣間見れる。
こういった手法と無駄のないアクションと、キレッキレの戦闘シーンを交えるガイ・リッチーは流石だ!
この先はいつもの展開で続きはDVDで鑑賞してっちょ!
それにしても、この映画実にスタイリッシュに仕上がっている。
ソロを演じたヘンリー・ガヴィルと良い、イリヤを演じたアーミー・ハマーと良い、ギャビーを演じたアリシア・ウェーバリーははまり役だった♪
そいでもって、冷酷でセクシーなヴィクトリアを演じたエリザベス・デビッキもとても良かったよん♪
最後のエンディングロールでは、続編を期待させるシーンで完結する!
わーお!
だとしたら待ち遠しいぜ!
だが、問題は次回作にアーミー・ハマーが起用されるかが問題だ…
それは兎も角として、因みにコードネーム U・N・C・L・Eの略を変換すると、United Network Command for Law and Enforcementである。
どうやら「おじさん」ではないらしい…
きゃっ☆
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