相棒
気がつけば、随分と寒さが身に染みる季節が到来した気がする…と、言いたい所だが、未だ冬には遠い季節だ。
そういやぁ、ここ10年ほど前に比べると今は季節感っつうモンを感じられる。
去年までの記憶を紐解くと、11月初めまで日中は半袖のTシャツで過ごしていたよな。
暖冬といえば聞こえがいいが、実際のトコロ温暖化が進んだ結果がコレラ、いや、コレだと指摘する学者もいたっけかな。
昭和の時代と比べると夏の時期と冬の時期は大きく逆転した。
かつては冬は長く夏は短かった。
ついでにいうと真夏日や熱帯夜といわれる日はわずかだったしね。
で、今はというと、夏が長く冬は短くなった。
その結果、真夏日が長く続き、夏の期間は熱帯夜が中心となる始末。
冬が短いせいでアパレル業界では単価の高いアウター品が売れず、やむなくセールを早めて売り上げを回収しようと躍起にならざる得ない。
わーお!
気候の変動で経済も大きく傾く。
コレはアパレル業界に限らず農作物にも影響を及ぼす。
そんでもってどうなるのか、そりゃぁ価格が高騰したり売れずデフレまたはインフレが重なり経済が崩壊しかねませんよ。
そうなれば、無駄な経費を削減しなければ生き残れない中小企業は経費削減っつうコトを理由に人件費を削減し、失業率が悪化した日には消費が冷え込み経済が回らないのは当然の結果といえる…
うひゃ〜!
ナニもボクチンは経済学者でも評論家でも荻原博子でもナイチンゲールなので偉そうに経済を語る気など全くありませんよ。
単純に久しぶりに中間の季節である秋を満喫できたコトに対して素直に喜んでいるだけのコトなのら。
そんでもって、周囲が涼しくなると足元はサンダルやスニーカーからブーツが活躍する時期が到来する。
短靴より長いブーツを好むボクチン♪
特に編み上げが好きですつぼ八です。
所有しているモンはトリッカーズとパラブーツといった西側勢が大半を占めてる。
でもタフで使い勝手のいいアメリカ製のブーツは実に頼もしい。
その中でもレッドウイングとホワイツブーツは別格だ。
その理由を明かすと手入れが楽チンなコト♪
そして天候を選ばないので汚れても気にならない。
むしろ汚れた方が箔が付くから一石二鳥を通り越えて山頂カモ!
イエ〜っす!
中でもレッドウイングのロガーブーツはとっても頼もしい☆
正直いって底が硬く長時間履くと疲れる。
でも好んで履いちゃうんだよな!
よく知人に「編み上げってめんどくさくね?」といわれるが、昔からハイカットが好きなので面倒と思ったコトなどナッシング。
むしろローファーやスリップオンのような紐がない方が落ち着かない。
やっぱビシっ!と締めあげないとね。
このブーツはかれこれ10年選手かな。
かつて若い頃、二十代の初めだったっけかな、当時はレッドウイングといえば高嶺の花だった。
ホワイトブーツはもっと高嶺の花で、原宿のプロペラで扱っていた頃は大人になった暁に絶対買うんだ!と誓った思い出がとても懐かしい。
で、話を戻すと、当時エンジニアブーツかロガーブーツのどれを買うかとても迷った。
その当時は渋カジアメカジが流行っていたのでエンジニアブーツを買った。
その時に選んだのはよく見る黒い表革ではなくベージュのスエード製だった。
毎日のように履いていたので汚れが目立ち個人的には箔が付いたと誇らしげだった。
でも、かつての時代とは違いアメリカ製品を身に着けても、まんまアメカジにならない。
当時とちがい若くねえし、年相応に考えると単純なカジュアルには落とさない。
例えばロガーブーツに折り目の入ったスラックスにワークジャケットに首元にはバタフライ(蝶ネクタイ)を合わすのが好みだ。
それに半世紀生き抜いてもワークと付くアイテムは大好きだね♪
ブーツ然り、ジャケットやシャツ然り。
未だに二十代の頃に履いていたボトムスが入る。
コレでもストレッチ運動を毎日欠かさずしているから継続は力なりといえるかな…
えへ♪
こういったアイテムはボクチンにとっては立派な相棒だ。
かつてジョニー・デップがテレビ番組に出演した際、くたびれた編み上げブーツを履きインタビュアーからブーツを指摘されると「ああ、こいつは相棒だ」と答えたセリフに若いボクチンはとってもしびれたね〜!
きゃっ☆
秀樹感激!
↑
「ブーツをぬいで朝食を」
で、シメ(〆)は秀樹感激!のこの曲♪
当時幼い子が秀樹を真似てライターで火事を起こした事件もあったが、コレは封印だ。