帰ってきた常磐線の旧「フレッシュひたち」
こんばんは。アーストラベル水戸 高柳です。
皆さんはこのサムネイルの列車を見たことがありますでしょうか?
こちら、長年の常磐線ユーザにはお馴染みかもしれません、旧フレッシュひたち E653系です。
かつてフレッシュひたち号として活躍していた時は、5色のバリエーションがありました。7両編成が青・赤・黄・緑(各2編成ずつ)、4両編成がオレンジ(4編成)。合計12編成が勝田車両センターに所属していました。
1997年から2013年までの約16年間、フレッシュひたち号として活躍したのち、現在のひたち・ときわ号で活躍するE657系に常磐線特急のバトンを渡し、彼らは新潟へとお引越しをし、色を変えて「いなほ号」や「しらゆき号」として日本海沿いを走っていました。
そんななか、2018年秋に7両編成1本が茨城に突如帰ってきました。
常磐線の団体や臨時用で使用していた列車の老朽化や、新潟では余剰だったことがあると思われるのですが、昔ながらの国鉄カラーに化粧替えをして茨城に里帰りです。
フレッシュひたちで走っていた頃は前者普通車でしたが、現在ではうち1両がグリーン車(しかも豪華)に改装されました。
その後、現在に至るまで臨時列車や団体列車で常磐線を活躍しています。
コロナ禍で活躍の機会が少ないですが、この形式は勝田車両センターで一本だけとなっています。
いまや、常磐線や周辺路線で出会えたらラッキーな列車と言えるでしょう。
他にかつて常磐線を走っていた列車も、一部は現在も様々な場所で元気に活躍しています。これらもまた機会がございましたらご紹介させていただきますね!
アーストラベル水戸 高柳