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3.11のことば

毎年巡ってくるこの日。

フェイスブックの過去の思い出を見ると、ほぼ毎年何か書いている。
その日に何を思うか。
よい記録かもしれないと思い、並べてみました。


2011年3月11日

その日のツイート

裏磐梯も、凄くゆれました。すこし、物が倒れましたが、特に被害はありません。

RT @FDMA_JAPAN: これより、消防庁災害情報タイムラインの災害時運用を開始します。崩れかけた建物の近くには近づかないでください。テレビやラジオで情報収集をしてください。大津波警報・津波警報が発令されています。絶対に海岸に近づかず、近くの高台や避難地に避難してください。

区長さん(自治会の会長さん)が安否確認で訪問してきてくれた。

原子力発電所はすべて停止中だそう(福島FM情報)

今日は、味噌を仕込もうと思って大豆煮ていたのに、まだ余震があるので明日に延長。明日は味噌作りできますように。

RT @shantix2: RT @uctripper: RT @gloomynews: NHK:福島第一原発 緊急事態宣言へ http://ow.ly/4cjL2

福島市内にいる母とやっと電話が繋がった。発生当時は保原にいて、周囲の家の瓦が飛んでいたそう。自宅はとくに被害無し。しかし、停電しているとのこと。

2013年3月11日



絶望を超えた希望があるのは、やっぱり福島だけのような気がしてきた。

絶望を超えた希望があるのは、やっぱり福島だけのような気がしてきた。

Posted by Anju Nakamori on Sunday, March 10, 2013


2015年3月11日

3.11に関して自分が発することのできる言葉はない。

しかし、高村さんの言葉を読ませてもらい、

3.11のみならず、

こうした大きな災害や事件・事故があった日に、

私たちは、ただ、死者と向き合い、

自分と向き合う時間を作ることができれば、

世界は変わって行くのではないかと思いました。

暴風雪よ、

福島上空を覆っている、

雑念を払いたまえ。

3.11に関して自分が発することのできる言葉はない。 しかし、高村さんの言葉を読ませてもらい、 3.11のみならず、 こうした大きな災害や事件・事故があった日に、 私たちは、ただ、死者と向き合い、 自分と向き合う時間を作ることができれば、 世界は変わって行くのではないかと思いました。 暴風雪よ、 福島上空を覆っている、 雑念を払いたまえ。

Posted by Anju Nakamori on Tuesday, March 10, 2015

2016年3月11日

永遠の3.11

昨日は福島市の実家に泊まり、今日は映画見て、その後、たけだパンで懐かしのサラダパンと生クリームマロンを入手し、びくドンで友達と会ってランチをした。暗くなる前に山に帰らねばならぬので、14時過ぎに店を出て、ヨークベニマルでお買い物。店内放送で「14時46分になったら黙祷をします」という放送が流れる。

そうだ、忘れていたわけではないけど、あの時間がもうすぐ。もう少しびくドンで待機して、友だちと一緒にその時間を迎えたらよかったかなと思ったけれど、この日常的なスーパーの片隅にいるというのも何か意味がある気がした。

時間になり、また店内放送が流れると、そこにいたお客さんも店員さんも、皆が自分のいる場で立ち止まった。日常のスーパーの風景の中に、何か違った空気が流れた。黙祷の1分間、皆は何を想い、何を感じていたのだろうか。

自分にとって3.11は盟友のようなもの。これまでの5年間も、そしてこれからも。そう思うのは私だけではないかもしれない。この日のこの時間であろうがなかろうが、永遠にいつも一緒にいる。

黙祷の1分間、肉体を去った多くの魂に祈りを捧げると同時に、肉体を持ち生きている自分と、そこに居合わせた人々を通して、そんなことを思った。

永遠の3.11 昨日は福島市の実家に泊まり、今日は映画見て、その後、たけだパンで懐かしのサラダパンと生クリームマロンを入手し、びくドンで友達と会ってランチをした。暗くなる前に山に帰らねばならぬので、14時過ぎに店を出て、ヨークベニマルでお...

Posted by Anju Nakamori on Friday, March 11, 2016



2017年3月11日

永遠の盟友3.11

やっぱりそうだと思った。

去年は友人と過ごしたけれど、今年はそれぞれの場所で。

離れていても時空は関係なくなる瞬間。


永遠の盟友3.11 やっぱりそうだと思った。 去年は友人と過ごしたけれど、今年はそれぞれの場所で。 離れていても時空は関係なくなる瞬間。

Posted by Anju Nakamori on Friday, March 10, 2017



2018年3月11日

【大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め】

3月11日も、もう少しで終わらんとしている。

この日が来るたびに、自分には何ができたのか?

できるのか?すべきなのか?を考える方も多いと思う。

分からなかったら、

ただ一つだけ言えることは、

自分は自分の道を歩め、だ。

静かに自分の心の声を聴いた時に

聞こえてくるものにしたがって生きること。

ひとりひとりが、自分サイズで、

自分で感じ、考えたことを、日常で生きること。

日常はあたりまえじゃないことを分かること。

被災地に思いを寄せていただくことは、

嬉しいことではありますが、重要なのは、

しっかりと、自分の道を歩め、なのだ。

それが、私の中の統一理論だ。

量子力学と相対性理論が矛盾していて、

統一理論ができようが、できまいが、

私の中の統一理論はこれなのだ。

震災直後に自分の中から湧きだした言葉は、

「大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め」

だった。

この言葉は、7年たっても、変わらず、

自分が迷った時に戻る場所となっている。

ひとりひとりが魂の声を聴けますように。

すぐには聴こえてこなくても、

聴こうとする心で、生きられますように。

大地がそれを助けてくれますように。

2018.3.11

【大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め】 3月11日も、もう少しで終わらんとしている。 この日が来るたびに、自分には何ができたのか? できるのか?すべきなのか?を考える方も多いと思う。 分からなかったら、 ただ一つだけ言えることは、 自分...

Posted by Anju Nakamori on Sunday, March 11, 2018


2019年3月11日

私たちは海に流した放射性物質を凌ぐほどの愛を世界に流せるのだろうか。

私たちは海に流した放射性物質を凌ぐほどの愛を世界に流せるのだろうか。

Posted by Anju Nakamori on Sunday, March 10, 2019


2020年3月11日

2011年3月11日14時46分

時は流れて記憶は少しづつ薄らいでいるかというと、

そうではない。

一つ一つの出来事、気持ちを鮮明に覚えている。

ぶっちゃけ、あれから毎日が3.11だ。

その瞬間を超えて、どこに進むのか、

注意深く聞こえてくる音を聞き、小さな光に目を凝らし、

一歩づつ、前に進んできた。

その瞬間からの様々な出会いと、様々な思いと

それぞれが見ていた風景を分かち合いながら

今この場所まで来た。

何かが終わり、何かがはじまった瞬間。

毎年確認する、あの瞬間。

2011年3月11日14時46分 時は流れて記憶は少しづつ薄らいでいるかというと、 そうではない。 一つ一つの出来事、気持ちを鮮明に覚えている。 ぶっちゃけ、あれから毎日が3.11だ。 その瞬間を超えて、どこに進むのか、 注意深く聞こえて...

Posted by Anju Nakamori on Wednesday, March 11, 2020


2021年3月11日

あの日から10年間、いろいろなものに向き合ったり、闘ってきたみんな、ありがとう。これからも共に。

あの日から10年間、いろいろなものに向き合ったり、闘ってきたみんな、ありがとう。これからも共に。

Posted by Anju Nakamori on Wednesday, March 10, 2021


2022年3月11日

世界で不幸な出来事に出くわしたり目撃したとき、しばしば自分の無力感を突きつけられる。

3.11は、自分がそれまで行ってきた、人をサポートするセラピストという仕事が役に立たなかったわけではないけれど、今までやってきたことが、なんだか役立たないと、感じるきっかけとなった。

多くの人の人生が激変した中で、それぞれが出した答えを、それでいいのだ、と自信をもってエンパワーしたかったが、それまでもっていた自分の地図は役に立たなくなっていることに気づいた。

それから11年経って、あの時、自分は魂の側に覚悟をもって立つことができていなかったんだなと思う。

外の価値基準と内から湧いてくるものの間で揺れた時、自分はわりと後者を選ぶやり方で生きてきた。けど、それって人に進めてもいいのかどうか…とか。

今でも、それを充分に体現することができているとは言い難いけど、新しい地図は手にして、だいぶ見晴らしは良くなった。

「世界の理想主義の重心は徐々に魂との融合の領域に移行し、いずれは世界思想の重心は「天使の側」に明確かつ恒久的におかれるようになるであろう・・・(中略)・・・これは最初、世界の困難を増大させるであろう」(『秘教心理学 第2巻(上)』アリス・ベイリー著より)

今日、読書会で読んだ、この言葉が今の世界情勢を彷彿とさせる。天使の側とは、すなわち自分の物質欲求ではなく、魂の側につくということ。多くの人が自分の中心とつながった時に分離的な質がなくなり、平和を実現する。

現在はそのプロセスにあり、困難が表出していて、それはいずれは調和に向かう。それが自分が生きている間に起こるとは限らないけれど、向かう方向は明白である。

キエフの旗は大天使ミカエルが描かれていることに今日気づいた。ミカエルの力が悪の棲み処の扉を閉じ、一刻も早く世界に平和が訪れるように祈りたい。

そして、多くの人が自分に内在する天使の側に立てるように、働ける自分でありたいと思う今日の3.11。

世界で不幸な出来事に出くわしたり目撃したとき、しばしば自分の無力感を突きつけられる。 3.11は、自分がそれまで行ってきた、人をサポートするセラピストという仕事が役に立たなかったわけではないけれど、今までやってきたことが、なんだか役立たな...

Posted by Anju Nakamori on Friday, March 11, 2022


2023年3月11日

あの日から12年間、いろいろなことに向き合い、葛藤し、悩み、闘ってきたみんな、ありがとう。これからも共に。

あの日から12年間、いろいろなことに向き合い、葛藤し、悩み、闘ってきたみんな、ありがとう。これからも共に。

Posted by Anju Nakamori on Friday, March 10, 2023

ブログの記録

以前に書いていたブログの「3.11」のカテゴリー記事。34件あります。

https://blog.goo.ne.jp/ecomed/c/a3134fc3c4b5dca06a36ebe6a68ffd22




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