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自分を見つめる⑦
四国の旅では、思ってもみない景色が浮かんだ。
(やっと旅のことまで来た!やった!)
四国は僕にとってホームだ。自分がお世話になってきた方がたくさんたくさんいる。
そこを旅することは僕にとっては、ホーム感がありすぎるからどんなもんかなぁなんて思っていたのだけれど、けれど参加する子どもたちのほとんどは四国にも来たことが無かった子たちで、彼らにとっては僕のホームであろうとなかろうと関係ないわけだ。
ものごとはいつだって後から振り返って分かったりする。
だからこそやる前にそれをカタチにすることにこだわりすぎたり、自分がしようとしていることを頭で捉えようとしすぎることはない。結果はどうであれ、やってしまえばそれがカタチとして目の前に現れる。
旅の子どもたちの様子については確か自分を見つめる④ぐらいで書いたと思う。
チームとは出し惜しみをすることではなく、自分を出さずに輪をつくりにいくものでもなく、みんなが持っているもの、よいものも苦手なものも出すことができて、それを受け入れることができてはじめてチカラが合わさる、みたいなことを僕は自分がつくる子どもたちとの旅でやりたいと思ってる。
今回は富士山がコロナでNGだったからこそ生まれた旅なのだけれど、来年以降もコロナが収束したとしても僕は富士山を選ぶだろうかと考えると分からない。それくらいに今回のとってつけたような(自分なりに考えはしているけれど)旅が僕のやりたかったことに、バシッとハマったのだ。あぁーこれやったのか。いつだってそれは自分のつくる目標からやってくるとは限らないのだ。
今回の旅。僕のホーム。もちろん旅をはじめる前からサポートするからね、とお世話になっている方々から連絡があった。それだけじゃなくて、僕には子どもたちに会ってほしい尊敬する人たちがたくさんいたのだ。泊めてくれた人、ごはんをつくりに来てくれた人、差し入れを持ってきてくれた人、それから一緒に走ってくれた人。そこに住んでいる人、それから九州からフェリーでかけつけてくれた人もいた。
あるときから、子どもたちが次来るゲストを心待ちにするようになった。
そうして新しいキャラが現れてもスッと馴染むようになった。
これは今までのチャレンジ要素の強い旅ではなかった感覚で、けれどもこれこそが僕が子どもたちとやりたいと意識していないのに、実はそう思っていたんだなぁとあとから気づくことにもなったのだ。
自分のこれから向かう先にはどんな風景が待っているのだろうか、どんな出会いがあるのだろうか。そう、旅とは明確に目標があったとしても、けれどその一歩一歩が旅なのだ。自分の知らない世界と人が生きる場所に足を踏み入れること、そこで起こることに思いを馳せること。
そう旅とは限りなくリアルだけれど、限りなく創造に近い。
出来事と出会いが全てではないのだ、そのときに頭や心に浮かぶことがあってはじめてそれは旅となる。
そんな旅をさせてもらえたことには感謝しかない。
コロナで難しくなった、できなくなったことは旅人の僕にはいくらでもある。
けれどもこの感覚、そしてこの旅は間違いなくコロナでなければできなかったことだ。
12日間だけの旅だったけれど。毎日が出会いだった。
自分が話さずとも子どもたちが自分たちの旅のことを自信を持って話していたし、相手のことを知ろうとしていた。そして思いっきり遊んだ。
いつしかそれは、自分の思い描いていた旅を、その少し上を浮かんでいたのだと思う。
それはたぶん僕だけじゃなくて、他のメンバーもそう思っていたはずだ。
ゴールは半分おまけのようなものだったと思う。それはどちらかというとゴールではなく、区切りというものに近かったのではないか。
それくらいの旅をさせてもらえたこと。それがこのコロナの年の自分が得た大きな財産だ。
すぐにでもお礼参りに行きたかった。この旅でお世話になった方々に、この旅がどんなものだったのかということを自分なりにまとめて。
そのお礼参りが今回の遍路旅のきっかけとなる。
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自分が自分でいられること。
旅の日々で自分の心に浮かぶ思いや気づきを読み物として。僕の旅の生き方のなかで、読んでくださる方々の心に心地よい余白が生まれればいいなという…
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