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自分を見つめる⑥
なんだか自分のこれからやる遍路旅のことを書く前にそこに至った道のりをサクッと書き終えるつもりが、どんどん道を逸れている感がありながらおはようございます。④ぐらいでまとめ終えるはずだったのだけれど、起承転結の承ぐらいまでしかいっていない感じがありながら今日も置きっ放しで書く。これを終えたら神社にお参りにいく。
ひとりひとりの存在を大事にする。
そのためにみんなが仲良くできる環境をつくる。
言葉ではそれこそ、もういいわ!ぐらいに聞くと思うこれらのこと。
けれどこのうえの2つの言葉を一緒にしているけれど、僕なりにはすごくアンバランスな言葉たちだなと思ってる。
ひとりひとりの存在を大切にする。
それこそこれは宗教、国、時代関係なく地球に人がいる限りすげー大事なことだと思う。普遍的なもの、これ忘れたらもうあかんな的なことやと思う。
けれど、そこにくっついてくる「みんなが仲良くできる環境をつくる」というところがやっかいな気がする。これにはふたつの解釈ができる。それこそめちゃんこ無意識で。
1:誰かが傷つくのは、仲良くできる環境じゃなくなってしまうから、ルールを作って、みんなが規律を守って誰も傷つかない環境をつくる。
2:それぞれは違う。存在として違う。だからこそその違いを「違っていい」みんなが受け入れられる環境をつくる。
これまったく違うこと。けれども1が間違い!2が正解!みたいなことを言うつもりはまったくないから気をつけて。けれど書くからね。自分なりに思うことを。
1が走っていってしまうと、当然「迷惑をかけない」という意識になっていく。仲良くなることよりも迷惑をかけないこと→相手が嫌な気持ちにならないこと→自分の出し方を調節することで調和が生まれるみたいな。
2が走ってしまうと、「おれはおめーとは違うからこれでいいんだよ!」というわがままなやつがいっぱい出てしまって、それこそみんな仲良くできるはずがねーじゃん!(これはよく僕が言われてきたことを代弁してみた)
1にも2にも。どちらにもリスクもいいこともあるはず。けれどここでもうひとつキーワードがある。それは自由。フリーダム。
僕が知っている「まさのり」という名前の人はみんな尊敬に値するひとなのだけれど、そのなかでも瀬戸まさのりさんという方がいて、ひょんなことから出会い仲良くさせてもらっているのだけれど、彼がいま高知の土佐町という山間部、これからどんどん人が減っていく町でイデアという学校を開いている。フリースクールなのに、教育委員会と連携して、イデアに行っている子たちは出席扱いにするというお墨付きまでもらってやっていたようなフリースクール。
そこで授業させてもらったときに、朝の集まりから一緒にいたんだけれど、その最初みんなで学校の校訓みたいなものを復唱したのを見たときにガツーンと頭を殴られた気持ちになった。
校訓のようなもの(西川解釈)
「おはようございます。今日もいくよ!
イデアではみんなは自由です。こうしないといけないということはありません。興味がないことであれば参加しなくてもいい。自分がやりたいことをやればいい。けれどひとつだけ守って欲しいことがあります。それは自分の自由で誰かの自由を奪ってしまってはいけません。それだけ守ってね。」
なんというパンチ力だ。すげー。少人数制だから、いつも大人がついているからそれでも大丈夫なんでしょ!?と思ってしまったあなた。ごめんやけどそういうことではない。ここには大きなものが含まれていて、それは自由という言葉におきかわっているけれど、確かにあある。
それは「信じる」ということ。
おそるべきノーガード戦法だけれど、僕がいちばん大事にしているのもまさにこれ。
信じるということ。自分が。自分から。
誰かを傷つけるかもしれない
↓
そんなことがあったら困るからルールを作ろう
↓
◯◯◯
その先は僕は言わない。けれどここだけをとらえる考えかたに信じるということはどれだけ生き残ることができるだろうか。
自由とはなんだ。
それは居場所だ。その子がその子としていられる場所。
居場所がなくなったらどうする。つまり自由がなくなったらどうする。
僕は。僕なら。
息ができなくなると思う。
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自分が自分でいられること。
旅の日々で自分の心に浮かぶ思いや気づきを読み物として。僕の旅の生き方のなかで、読んでくださる方々の心に心地よい余白が生まれればいいなという…
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