大人こそメキメキ成長する【3/13-3/19】
私は普通の道路が苦手だ。街中ならどうせどこかに着くし道に迷ったって構わないと思って歩いたり運転してたりするので、覚える気がないのだと思う。だけど森の中だったらほぼ間違わずに来た道を迷わず戻ることができる。覚える気があるのだと思う。覚える気があるというか、道にいる樹々や咲いている花、石、土の様子に好奇心があるから、覚えることができるのだと思う。決まりきってる道を歩いてる気がしたら途端につまらない。EarthPartnerの道は後者だ。私たちは今猛烈にやることがいっぱいあるのだけど、それでもこのEarthPartnerとういう道は歩いていてたまらないし、もっと歩きたくてたまらない、歩きがいのある道だ。
古代から守り伝えられてきたこの地球を人間の役割を全うして生きる道を、師のWindEagleのガイドで歩く。師は道の大きな地図とその読み方、道を歩く作法を教えてくれる。師は、全てを先生として全てから学ぶ生き方を教えてくれる。だから私たちには先生がいっぱいいる。先生は地球のみんな。鳥に雲、天気、季節、海の潮の満ち引き、宇宙の天体の動き、赤ちゃんが生まれるプロセス、虫、死んでいく生命、花、草、木、人間、人間、人間。同じ生命であるみんなの生き方に理を見るし、自分との違いを見るし、違いの中にまた自分を見る。学ぶ、学ぶ、歩く。
学ぶという言葉に学校の勉強と紐づいたイメージを持っている人が多いかもしれないけど、私たちの道の「学ぶ」とは生々しく崇高だ。学ぶとは、生きること・起こる体験のすべてに前のめりで歩くことを意味している。学ぶとは、自分の全てで世界に触れて、経験から自分の栄養の一部とすることを意識的に取り入れるプロセスを指している。まるで、幼い子どもたちが自分の動かせる全てを使って世界に出会い、泣いたり喜んだりびっくりしたりしながら、ものすごいたくさんの「はじめて」と「できない」を越えて、あらゆる「できる」を身につけていくように、私たちは学ぶ。生きる。
今現在開いている私たちの場は単発のものがないので、2ヶ月〜2年にわたって時間を共にする。共に過ごして時間を重ねるということは、変化の経過をずっと見ることができるということだ。私とひではひとりひとりの変化を目の当たりにできる特等席でいつもその姿に大震えしているけど、ふと思う。
この人は自分の変化に気づいてるだろうか?
自分が周りに与えているものに気づいてるだろうか?
私たちの輪に来てくれているあなたは、あなたが私たちを大震わせしていることに気づいてるだろうか。あなたが私たちという輪に大きな大きなインパクトを与えていることに気づいているだろうか。あなたがこの数ヶ月ですっかり変わっていることに、よりあなたとして生き生きしていることに、果たしてあなた自身は気づいているだろうか。
話し出すまでの沈黙が美しく豊かになり
ヘンテコな踊りをそろって踊るようになり
自分の内なる灯火に寄り添い涙し
口の悪い自分もただ現れてきて
話し始めの言葉が変わり
受け入れがたい自分に兄弟姉妹を見るような眼差しを送るようになったあなたは、
成長を続けている。
大人こそ本気で生きる時メキメキ成長するのだ。成長する方向は、どんどん自分としてくっきりしていく方向へ。他の誰でもない「私」の輪郭が、光が、色が、どんどんくっきりしてどんどんくっきりしていくにも関わらず、というかくっきりするからこそ、最後の最後にはそこにみんなで一緒にいられるようになる。そこに辿り着くまでの道は、本当に歩き甲斐のある学びの道。生きる道。この道を歩くことは私たちの人生へ私たちから贈ることができる一番大きい贈り物。
親愛なる人間の皆様。春です。お花がいっぱい咲いてきます。
一生懸命生きてきたあなたのお花も、昨年よりまたひとつ大きく咲いてますよ。
綺麗だね。
EarthPartner