講座『木ノ下祐一と読む平家物語を読む』スタート!
劇作家 岸井大輔氏企画による 木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下さんと一緒に1年かけて平家物語を読んでいく講座。
しかもこのフライヤーは、木ノ下歌舞伎の「義経千本桜―渡海屋・大物浦―」公演があった際に、数百枚だけ刷られて会場に置かれていただけ(笑)
それを見つけた私はすかさず、歌舞伎好きな友人にも声をかけて申し込む。
こんなマニアック講座、しかも月1回とはいえ、1回の講座が3時間!! 誰が参加するんだ???と思いながらZoomに入ったら何と80名を超えている! 世の中にはマニアックなもの好きがまだまだ沢山いる模様。
しかもこれ、特待生含む受講生枠と、聴講生枠とに分かれていて、私たちは聴講生だけど、それでも結構大変なボリュームなのに、受講生はアウトプットまで求められる本格講座。
それにしても、私は今まで平家物語に関わる歌舞伎演目を結構見てきたけど、全然分かっていなかったなあとあらためて思いました。
あらためて説明を聞くと、本当に奥が深い。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵におなじ。」
平家物語の冒頭は、
インド→中国→日本→六波羅 と世界からズームインしてくるダイナミズム。
色々と感動の第1回だったな。
来月も楽しみだなあ。
※木ノ下歌舞伎の公演「義経千本桜―渡海屋・大物浦―」もかなり楽しめる構成で楽しめた。もう1回見たいなあ。