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着々と打ち上げの準備を進めています。
こんにちは!ELPです。今回は2月中に行った実験の様子をご報告します。
主に「燃焼系開発」と「通信系開発」に分かれて実験を行っているので、それぞれの内容をご紹介していきます!
<燃焼系>
1.低温冷蔵庫
私たちは「成層圏」という‐60℃にもなる場所に向けて炎を打ち上げようとしています。
そんな過酷な状況下でも炎が消えないようにするため、低温冷蔵庫を用いて成層圏の環境を再現しながら実験を行っています。
この冷蔵庫は-70℃の環境まで作ることができる優れものなので、成層圏の環境に限りなく近づけて実験を行えています。そして、現在は-60℃付近の温度で実験を重ねています。
また、低圧実験は寸胴鍋を用いる方法で行っています。
2.発火実験
燃焼系でもう一つ行っている実験は「発火実験」です。イグナイターを用いて発火させる方法で実験をしています。
この実験の目的は、打ち上げ途中で火が消えてしまっても無人状態で再び着火できるようにするため。万が一のことにも備えるようにしています。
この実験の様子はこちらの動画でご覧ください!
<通信系>
「炎越しの地球」を映した映像を世界中に発信するための装置を開発しています。
そのために主に行っているのはGPSの開発。
現在は、「GPSを作り、自分の散歩した道をGoogle Earth Proに映し出す」ということを行ったりしています。
こちらは、通信系の開発を行っているメンバーが1からつないだ回路です。かなり複雑ですね...。
以上が2月のELP技術班の活動報告になります。
5月のGWの打ち上げに向けて、作業場に泊まり込みで実験を行うなど、全員で一丸となって準備を進めています。
これからも技術班だけでなく、ELPメンバー全員が打ち上げに向けて活動しています!
応援よろしくお願いします!