見出し画像

これからの世界がもっと楽しみになる、未来のための学びの時間

次世代につなぐ未来のために、人と自然が共繁栄する「Regenerative(リジェネラティブ)」なあり方を考える、オンラインプログラム「Regenerative Futures Camp~世界をよくする会社をつくる人へのオンライン研修~」(以下、RFC)。

2022年1月にスタートし、今までに141名の方々にご参加いただき、参加者満足度はなんと100%という研修プログラムの第6期生を募集しています!

そこで今日は第5期に参加してくださった近藤まいかさんに、研修に参加した理由や、得た学びなど、感想を寄せていただきました!

第5期生 近藤まいかさん

環境負荷を減らしていくだけでいいのか?という疑問


初めまして。RFC5期の近藤まいかと申します。

私は、高校生の頃から自然や環境問題に興味があり、大学では米国国立公園や小笠原諸島でウミガメの保全をしていました。大学卒業後、環境とビジネスの架け橋になりたいという想いで経営コンサルティングの会社に入社し、約10年間(内6年は米国)、気候変動や脱炭素戦略、環境関連のスタートアップ支援などに従事していました。

昨年末、多様な角度から環境や注力領域を 見つめ直したいという想いで会社を卒業し、今年は「じっくり」を標語に、興味分野で活躍されている方々にお話を伺ったり(現在80名ほど)、リジェネレーション関連の活動に参加したりしています。

RFCに参加した理由は、リジェネラティブな未来を作るにはどうしたらいいのかについて学びを深めたかったからです。

今まで、環境関連領域に10年ほど携わる中で、環境ビジネスへの投資増加、多数企業での脱炭素化目標設定をはじめ、環境が経営の焦点の一つとして議論されるようになってきたことには、とても素晴らしい変化だと感じ ています。

ただ、例年の環境負荷を減らしていくだけでは、過去の累積インパクトは減らないため、もう少し根本的に、生き方や、あり方を変えないといけないのではないか、という想いも少しずつ、自分の中で大きくなってい ました。

根本的にあり方を見直したい時に出会った、「リジェネレーション」というあり方

そんな時、明日香さんの講演を拝聴する機会がありました。

講演の中でサステナビリティとリジェネレーションの違いについて、下記のようなお話があり(直接の引用ではなく、筆者の理解です)、リジェネレーションの問いを自分はもっと追求したかったのか、と腑に落ちる感覚がありました。

● サステイナビリティでは、社会を存続するために、どのように自分たちが生きていく上での環境負荷をなるべく減らし、究極的には負荷ゼロ(Net Zero)を目指せるか、という議論がされることが多い

● しかし、私たちは「リジェネレーション」、どうやったら、環境や社会をに対してポジティブな インパクトを残しながら(癒し、再生することも含む)、生きていくことができるのかを問わ ないといけないのではないか

その後、明日香さんにも直接お話を伺う機会をいただき、リジェネレーションについてもっと学び たいと相談したところ、様々なアドバイスと共にRFCのことも教えてもらい、ぜひ参加したいと受講を決めました。


「自分もこんなふうに生きてみたい」というエネルギーをもらったRFC


RFCでの一番の学びは、自分のBe(どうありたいか)/Do(Beのためにどう行動するか)/Have(そ の結果見えてくる世界)を7回のセッションを通して、様々な角度から考えられたことだと思います。

特に3つのことが心に残っています。

1. インパクトヒーロー、Earth Companyの講師の皆さまなど、本当に自分のBe/Do/Haveに 忠実に、意義のあることに取り組まれている人たちの姿を見ることができたこと。自分もこんな風に生きてみたい、とエネルギーをもらいました

2. Mana Earthly Pardiseを始め、本当にリジェネラティブな事業の例をいくつも知る事ができたこと。 やらされではない、環境関連の取り組みをたくさんみることができ、面白い社会、未来にしていける可能性は無限にあるのだな、感じました。

3. さらに、様々な年代、バックグランドの参加者の皆さんと、仲間として学ぶことができたこと。明確な解のないリジェネレーションという分野だからこそ、気張らずに、モヤモヤや、 敢えてゆっくり時間を取ることなども大切にしながら、共に学ぶことができたことはとても 貴重な経験でした。


本来の自分に戻ったような、行動がすっかり変わったような…

RFCで7回の学びで、じっくり吸収し、考え、行動する内に、すっかり変わったようにも、それでいて本来の自分に戻ったように思う、不思議で、かつ温かな気持ちです。 行動の選択という意味では、すっかり変わったようにも思います。

RFCは講師陣をはじめ参加者の方々も、自分の在りたい姿に素直に、そして真摯に向き合っていて、自分の中での「やりたいかも」という気持ちをいつも応援し、育ててくれたように思います。

例えば、RFCを受け始めた頃は、べランダの無い都市部のアパートで、どうにかハーブを作ってみようと模索していたのに、 RFC第7回が終わる7月には、都市から3時間離れた自然いっぱいの有機農家で、一夏滞在型イ ンターン(WWOOF)を始めていました。


一方で、自分の心、Beという意味では、本来の自分に戻ったり、深まったりしたのかなと思います。

私のBeのひとつは、自然と共に在るということで、今までの人生の中で、一番好きだった生活リズムは、米国の国立公園で働いていた時だったな、と再認識。

RFCの中で、世界で素晴らしい活動をしている方々から学ぶと同時に、自分のBeを見つめ直すことで、「転換期である今年、 折角だからもっと自然の近くで学べないだろか」と考えられるようになり、今のファームステイを やってみようと思うきっかけになりました。

朝日と共に起き、夕日が沈んだら程なくして眠り、朝から陽の光を浴びて活動すること。2日目には、来て良かったなぁと幸せな気持ちになりまし た。 


リジェネレーションとは、様々な方法で創造できる未来


最後にRFCに参加してよかったなと思うのは、「リジェネレーション」というのは、ただの夢物語ではなく、様々な方法で創造していける未来だと思えたことです。

気候変動、ゴミの問題、水やエネルギーの問題など、圧倒されるような課題に対して、断片的に向き合うのではなく、そもそものあり方を見直すような包括的なアプローチができないか。

Earth Companyの皆さまを始め、参加者の一人一人のBe/Do/Haveを聞いて、これからの世界がずっともっと楽しみになりました。

焦らなくても、じっくり本質的なことをやっていきたいという感覚。ここで得られた気づきやご縁を大切に育てながら、歩んでいきたいと思います。

今年決めているのは、自分のBeにもとづいて、心から面白い、大切だと思えることに、「じっくり」 取り組んでいくということ。 自分や様々な出会いの中から、何が生まれてくるのか、とても楽しみです。


RFCはこんな人におすすめ!

RFCはどんな方でも参加して欲しいです!

例えば、社会問題は無視したいわけではないけれど、考えると圧倒されてしまうし、自分や大事な人のことで手一杯でそれどころではない、という方。

もしくは、リジェネレーションに興味があっ て、学びを深めたい、仲間を増やしたい方

はたまた、本業で環境問題解決に携わることはできなそうだけれど、週末からでも何かしてみたくて、どことなく、うずうずしている方

自分自身がどう在りたいか、それを振りかえり、それにもとづいて行動を決めていく。そんなBe・ Do・Haveの在り方を体感できるRFCは、どんな人にも楽しい気づきがあるのではないかと思います。

RFCを受講された際は、卒業生同士どこかでお会いできることを楽しみにしています!

近藤さんが「楽しみな未来」を見つけた
Regenerative Futures Camp第6期生募集中!📣

Regenerative Futures Camp 第6期 詳細はこちらから!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?