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10-day Challenge レポート#9 お気に入りのエシカル商品のご紹介!

こんにちは、ドナー・リレーションズの下元朋子です。

持続可能な「Earthlyな生き方」をみんなで始めよう、ということで始まった「Earthly October」のメイン企画、「10-day {Earthly} Challenge~いつもより地球のことを想う10日間~」も残すところあと2日となりました。
みなさまのチャレンジ状況はいかがでしょうか?

今日は9日目のチャレンジである、「素敵なエシカル商品を見つけてシェアしよう!」の私のお気に入りエシカル商品をご紹介します。

「エシカルなもの」を選ぶ幸せ

唐突ですが、皆さんはショッピングが好きですか?

実は私は苦手です。特に服飾品は全くダメで、どうしても新調しなければならない時は、お店のウィンドウに飾ってあるマネキン一式購入することもしばしば。40代後半にも関わらず、未だに自分がどんなスタイルが好きとか似合うとか全くわからず、選択における基準がないのです。

とはいえ、生活のため何かを買うにあたり、毎日いくつもの選択を迫られます。

優柔不断な私にとって、「エシカルである」という基準が入ったことで迷うという時間のロスが相当減り、おまけに「もの」の背景にいる誰かと繋がっているという気持ちは、生活を豊かにしてくれています

さて、今日ご紹介したい私のお気に入りのエシカル商品。こちらのバッグです。

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お分かりになりますでしょうか、これは捨てられたアルミのジュースパックを細く切り分け、すべて手作業で編み込まれてできているんです!

これは、フィリピンの環境問題に取り組むNGO団体「Kilus Foundation」の活動によって生まれた、Recycle&Ecology Bag

マニラ首都圏の中心を流れるパシグ川、かつては「青い水」と呼ばれていたその川は汚染が進み、「生物の生存は不可能」という最悪のレベルまで落ちてしまいました。

しかし、「世界一美しく緑あふれる街にしよう」を合言葉に、さまざまな運動を行った結果、貧困層の人々の収入源にと考えついたのが、このリサイクル製品の製造です。飲み終えたジュースのアルミパックを回収、洗浄、消毒、感想、仕分け、バッグやサンダルを作りました。この活動のおかげで、

✔︎ 美しい川を取り戻し、
✔︎ 多くの貧困層の方々(特に女性)が収入を得られるようになり
✔︎ 子供達の教育資金に充てられるようになった

ということが実現しています。

つまり、この商品を買うことで、環境、雇用、教育問題に一挙に貢献できてしまうというわけです。

価格だけではなく、誰がどこで、どうしてそれをつくっているのか?に思いを寄せて

娘が小学6年生の夏休みの自由研究で、この商品の日本総代理店であるCocoro International Inc.の山下社長にお話を伺うことができました。

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お話の中で今でも心に残っているお言葉があります。

選ぶ時に価格だけではなく、誰が、どこで、どうしてそれを作っているのか、という基準をもつことが大切であり、社会をより良いものにしている企業の商品を選ぶことは大事なことです。

最後に、私がこのバッグを使うときの気持ちをお伝えしたいと思います。

ものに人との繋がりを感じるとき、貨幣には値しないかけがえのない価値となります

フィリピンで自然を守りながら活き活きと働く人々、笑顔で学校に通う子供達のポジティブなパワーを持ち歩き、行く先々に振りまいているような気持ちになります

Wellbeing for Planetary Earth財団代表でウェルビーイングの権威である石川善樹さんが、「21世紀における一番の健康づくりの要因は、人との繋がり」だとおっしゃっていたようにこのバッグが私のウェルビーイングの源であり続けることでしょう。


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