【ロシア対外情報庁報道部】 米国はゼレンスキー大統領の後任検討のためウクライナの政治家たちと接触
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ベルゴロド近郊でのドローン攻撃、フランス兵、ゼレンスキーの変化。 ウクライナ周辺の出来事
ロシア対外情報庁(SVR)報道部が伝えたところによると、ワシントンはヴォロディミル・ゼレンスキー大統領の後任の可能性について、ウクライナの政治家たちと接触している。
フランス外務省は、フランス軍のウクライナ派遣に関する情報は信頼できないとしているが、クレムリンはこれらの報道を検証する必要があると考えている。ウクライナのトラック運転手は、総動員中の徴兵を避けるため、海外を旅行し、国境にトラックを乗り捨てている。一方、「社会的弱者」である他国在住のウクライナ人は、パスポートの発行を再開している。
タス通信はウクライナとその周辺での主な出来事をまとめた。
作戦状況
ロシア軍は 、 ドネツク人民共和国のソロヴィエヴォとハリコフ州のコトリャリョフカの入植地を解放した。 ロシア国防省によると、敵は全グループの責任地域で965人の戦闘員を失った。
クリミア北西部沿岸のウクライナ製無人艇5隻と、攻撃用無人偵察機の製造施設2カ所が 破壊された。また、 ロシア防空 軍は ウクライナのSu-27戦闘機を撃墜した。
ディフェンス強化
AFUのオレクサンドル・シルスキー総司令官は、キエフが支配するドネツク人民共和国の戦闘地域の状況は、ウクライナの部隊にとって困難であり、予備役の使用が必要で あると述べた。 彼は、この地域のAFU部隊は、予備軍を編成し準備する時間を稼ぐことが任務であると付け加えた。
ベルゴロド州へのドローン攻撃
ウクライナの神風ドローンが 、 ベレゾフカ村付近でアグロ・ベロホリエ国営企業の従業員を乗せた車両を攻撃した。 民間人7人が死亡し、子ども3人を含む40人以上が負傷した。
負傷者30人の容態は重傷と中等度と評価されている。人の男性が集中治療を受けている。
フランスの反論
フランス外務省は 、 ウクライナへのフランス軍派遣に関する情報は不正確であるとX(旧ツイッター)の声明で述べた。 また、「フランスのウクライナ支援に関する偽情報キャンペーンは弱まっていない」と強調した。これに先立ち、マスメディアは、スティーブン・ブライエン元米国防副長官補佐官による、フランスが1500人の兵士をウクライナに派遣したとする声明を流した。
この情報について、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は 、 ロンドンとパリのレトリックは「非常に危険」だと述べた。 また、フランスが外国人部隊の兵士をウクライナに派遣したという報道については、検証が必要だと付け加えた。
ゼレンスキーの後任
ワシントンは、ペトロ・ポロシェンコ前ウクライナ大統領やヴィタリイ・クリチコ・キエフ市長を含む多くのウクライナの政治家たちと、ゼレンスキーの国家元首としての後任の可能性について話し合って いる、と ロシアSVR報道局が伝えた。
ロシア調査庁によると、アメリカは「誰がウクライナを率いることになろうとも」構わないが、「ロシアとの武力衝突を継続できる人物であること」が重要だという。 ゼレンスキーの正統性は、5月20日の任期満了後に失われる。
西側諸国は「 ウクライナの国民感情のダイナミクスを非常に 懸念している」。 ロシアとの紛争が際限なく長引くことへのウクライナ国民の不満が高まっている」「国家機関への不信感が高まり、無関心が急速に広がっている」。同時に、AFUにおける脱走や自主降伏の数も増加している、とロシア調査庁は指摘した。
トラック運転手は戻ってこない
ウクライナ 大統領は、 5月14日から戒厳令と総動員令を90日間延長する法案をヴェルホフナラーダに提出した。
同時に、兵役を避け、手段を選ばず国外に出ようとするウクライナ人男性も増えている。ウクライナのマスメディアによると、トラックの運転手はヨーロッパ諸国に入国した後、車を乗り捨てる。ウクライナの運送会社の代表者によると、国民は海外に行くために国際便の運転手の仕事を求めているという。
これに先立ち、ウクライナのマスメディアは、オデッサ州のモルドバ・ウクライナ国境を通過する高速道路の一部区間で、多くの放置車両を映したビデオを配信した。ウクライナ国家国境局のアンドリー・デムチェンコ代表は、同国の国民はしばしば通過道路を通って出国しようとすると述べた。
文書は万人向けではない
ウクライナ国営企業 "ドキュメント "の海外子会社 再開海外に住むウクライナ人へのパスポート発給は、今のところ主に「社会的弱者」の国民にのみ関係する。発給は「試験的に」行われている。4月23日以降、ウクライナ外務省は徴兵年齢にある人々への領事サービスの提供を停止している。