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イギリスでは、心停止による救急車要請が急増し、、武装対応車(ARV)の警察官が応援対応に

https://afipn.com.au/englands-nhs-cannot-keep-up-with-unprecedented-surging-demand-as-armed-police-respond-to-cardiac-calls/



ルーク・ラフレー2022年8月8日

イギリスでは、心停止を起こした人の救急車の要請に、武装対応車(ARV)に乗った警察官が対応するほど悲惨な状況になっているのだそうです。心臓事故による救急車の増加や需要は、今や国民保健サービス(NHS)が追いつかないほどです。

NHSのリーダーは、救急車サービスが史上最大の危機に直面しており、対応時間が許容できないレベルにまで膨れ上がり、999番通報が過去最高を記録していると警告している。

先月、国内の救急車サービス10社すべてが最高レベルの「ブラックアラート」に陥り、脳卒中患者を含む多くの患者が2時間以上待たされることになった。

アンディ・クック(HM chief inspector of constabulary)は、英国の報道機関「The Independent」の取材に応じ、銃器担当者は一貫してNHSの同僚からの心停止への対応要請に応えてきたと伝えた。

クック氏は、NHSのサービスが記録的な数の緊急通報に苦慮しているため、警察は「最初で最後で唯一の手段」になりつつあると述べた。

救急車は応急処置や除細動器の使い方の訓練を受けているが、救急隊がその需要に対応できない。

匿名希望の一人の警官が「The Independent」の取材に応じ、自分の部署で見たことを内部告発してくれた。

その警官は、「毎日、"心停止-ARVを送れるか "というログを目にします」と言った。「救急車を呼んだら、銃を持った警察が来たなんてこともありました」。

英国における心臓関連の救急車要請の増加や、英国全土での突然死の増加は、英国だけでなく世界的にも前例のない健康上の緊急事態に直面しているため、政府の大きな支援のもと、医学・科学界が取り組まなければならないのです。

以上