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【デンマークを訪問中の森田洋之医師】 デンマークは一度ロックダウンしたが2022年2月に『コロナは風邪』として規制を全廃
2024/11/16
転載
デンマークのとある施設見学中、倉庫に大量のコロナ抗原検査キットがあった。
「国から配られたんだけど余って困ってる。ドクターこれいる?」
と笑顔で言われた。
デンマークは一時国をあげてロックダウンしたものの、EUで最も早い22年の2月に『コロナは風邪』として規制を全廃した。
今回の視察中、ずっとその目で観察していたが、街中でも病院・施設でもマスクや感染対策は何も見つけられなかった。本当に何も。
「日本はまだ病院や施設でマスクはほぼ必須だし、多くは外出・面会制限を継続してる。テレビではワクチンのCMも流れてますよ」
と言うと、
『なぜ?なぜ?日本人はなぜそんなことしてるの?いつまで続けるの?』
と素朴な疑問を矢継ぎ早に投げられた。
答えはわかっている。日本では「医療による安全・安心」が人間の幸福な生活や楽しみという価値観の上位概念にあるのだ。病院が寝たきり老人で埋まるのはそれが理由。
今更始まったことではない。
でもそんな答えはこの国の人にとって理解不能だろう。僕は適当な言い訳でお茶を濁した。
最後に「この検査キットは壁一面に貼ってアートにしたらいいですよ😉」と付け加えて。
(写真は首都コペンハーゲンのクリスマスマーケット。もちろんマスク率ゼロ)