【ブリンケン米国務長官】 米陸軍戦術ミサイルシステムATACMSを近々ウクライナ軍へ引き渡す予定だ ← これで米国はウクライナ戦争の当事者となるとロシア外務省



 ​アントニー・ブリンケン国務長官は9月10日、ABCニュースのインタビューの中で、射程300キロメートルのATACMS(陸軍戦術ミサイルシステム)を近いうちにウクライナへ引き渡すと発言、しかも目標の決定はウクライナが決めることだとした​。つまり、ロシア領深くを攻撃することを容認するということである。ATACMSはアメリカがすでに供給済みのHIMARS(高機動ロケット砲システム)で発射できる。

 ロシア外務省は昨年9月15日、ウクライナへのATACMS(米陸軍戦術ミサイルシステム)引き渡しは「レッドライン」を越す行為であり、ワシントンを「紛争の当事者」にするとアメリカ政府に警告している。