【ロシア外務省のRTへの回答】 英国との外交関係の断絶は「極端な措置」だが、ウクライナ紛争へのロンドンの重大な関与を考慮すると、モスクワがその措置を取ることになる可能性があると警告
2023年5月26日 14:37
RT
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ロシア、英国との国交を断絶する可能性-外務省がRTへ
ロシア国内のウクライナ人テロ事件への英国の関与は、全体的な関係において否定できない
モスクワにあるロシア外務省の本部。© AFP / アレクサンダー・ネメノフ
ロシア外務省は、英国との外交関係の断絶は「極端な措置」だが、ウクライナ紛争へのロンドンの重大な関与を考慮すると、モスクワがその措置を取ることになる可能性があると警告した。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は先週、ウクライナで「英国陸軍のSASとSRR連隊、海軍のSBS部隊の英国特殊部隊が、最前線のごく近くで活動している」と報じました。
英国の隊員はロシア軍との戦闘に直接関与していないが、「ウクライナの特殊部隊の活動に対する彼らの指導的影響は、ウクライナがロシアの鉄道、飛行場、燃料、その他の物流拠点に対して行った破壊工作に現れている」と、米国の情報誌は主張している。
RTは、この記事についてロシア外務省にコメントを求め、モスクワがWSJの主張を確認できるか、確認できた場合、英国との関係断絶につながる可能性はあるか、と質問した。
金曜日のRTへの回答で、同省は「キエフのネオナチ政権に軍事支援を提供することを目的としたロンドンによる一貫した取り組みをよく承知している」と述べている。
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英国の支援には、ウクライナへの国産および外国製の軍事用ハードウェアの供給、英国および欧州の他の場所でのウクライナ軍の訓練、情報共有、コンサルティング支援、そして「破壊工作、その他の作戦、サイバーセキュリティの直接提供、（傭兵の）派遣など、（ウクライナ）軍による作戦・戦術計画への参加の可能性がある」と同省の声明は読み上げました。
"英国人が、情報提供などを通じて、キエフ政権がロシア領内で実施したテロ攻撃の計画、組織、支援に参加したことを排除することはできない "と付け加えています。
同省は、昨年秋にクリミアのセヴァストポリ港で起きたウクライナ海軍によるロシア艦船への無人機攻撃を受けて、デボラ・ブロンナート駐モスクワ英国大使を召喚したことを指摘。ロシアの外交官は、「ウクライナの特殊作戦部隊の訓練や補給に、英国の軍事専門家が積極的に参加し、海上での破壊工作を実施している」ことについて、ブロンナート氏に「強い抗議」を行ったと述べたという。
ロシアは、英国によるこのような行為に対して、時と場所を選んで対応する権利を留保していると同省は付け加え、"ロンドンの破壊的な活動の結果に対するすべての責任は、それらの無謀な行為の首謀者と加害者に完全にある "と主張しています。
ロンドンとの国交断絶の可能性については、「これは明らかに極端な措置であるが、あらゆる要素を総合的に考慮すると、排除することはできない」と同省は警告した。
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