EU、2035年以降もエンジン車を容認へ
*電気自動車EVへの全面切り替えをしても、EV製造自体が、またEV車の充電や廃棄に至るまで、CO2のみならずさまざまな公害物質を排出することになる。そんな茶番に飽き飽きした欧州自動車メーカーがだんだんWEF、国連の動きから離反しつつあるようだ。水素自動車とEVのハイブリッドを目指すトヨタの決断も正しかったようである。続報を待ちたい。eb
転載記事
EU、エンジン車容認 35年以降も、合成燃料限定
共同通信
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会とドイツ政府は25日、2035年以降も条件付きで内燃機関(エンジン)車の新車販売を容認することで合意したと明らかにした。当初、全てのエンジン車を禁止する方針だったが、水素と二酸化炭素(CO2)を原料にした「e―fuel(イーフュエル)」と呼ばれる合成燃料を使用する新車に限り販売を認める。電気自動車(EV)化を進めてきたEUが方針転換を迫られた。
欧州委は21年7月、エンジン車の新車販売を35年までに事実上禁止する法案を提案。欧州議会が今年2月に採択し、各国の正式承認を経て法制化される予定だったが、フォルクスワーゲン(VW)など多くの自動車大手を抱えるドイツが土壇場で反対を表明。合成燃料を使用する新車の販売を認めるよう主張していた。
合意の詳細は明らかになっていないが、今後他の加盟国にも提示される見通し。
合成燃料は発電所や製油所などで排出されたCO2を回収し、水素と組み合わせて製造する。ガソリンスタンドなど既存の燃料インフラを活用できる。
以上