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プーチン、西側諸国の破綻を予言
ロシアの指導者は、自国の敵が国際警察のように振る舞おうとしていると主張した。
ロシアのプーチン大統領は、ビシュケクで開催された第1回ユーラシア経済フォーラムの全体会議で、「グローバルシフトの時代におけるユーラシア経済統合」と題して、ビデオ会議を通じて講演を行いました。
ロシア・モスクワで開催された第1回ユーラシア経済フォーラムで、「グローバルシフト時代のユーラシア経済統合:新たな投資機会」と題して行われた。© Sputnik / Mikhail Metzel
経済制裁で他国を罰しようとする西側諸国は、自分たちの力を過大評価していると、ロシアのプーチン大統領は木曜日のユーラシア経済フォーラムで述べた。
この国際的なイベントで彼は、「世界のより多くの国々が、独立した政策を望み、追求していくだろう」と述べた。"世界の警察官 "は、この自然な世界的プロセスを止めることはできない。そんな強い人はいない。"
「彼らは自国内の問題に直面しており、この政策には全く見込みがないことを理解してほしい」と、米国とその西側同盟国に言及している。
ロシアは、2月にウクライナを攻撃したことで西側諸国から報復を受け、世界で最も制裁を受けた国家となった。この制裁は、ロシアにコストをかけ、経済を不安定にすることで、モスクワを撤退に追い込む方法として関係者にもてはやされた。しかし、NATO加盟国のトルコをはじめ、多くの国が制裁の推進に参加することを拒否した。
コビド19の大流行とサプライチェーンの混乱ですでに圧迫されていた世界市場は、スタンドオフでさらに不安定になっている。多くの欧米諸国では、エネルギーや食料の価格が先行き不透明感から急騰し、過去数十年間見られなかったレベルのインフレを経験している。
プーチンが発言したイベントは、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン、ロシアが加盟する地域経済統合機構「ユーラシア経済連合」が主催したものである。
冒頭のスピーチでは、ロシアが世界に対して経済封鎖をするつもりはないことを説明した。また、重要な輸入品を国産品に置き換えるなど、制裁にどう対処しているかを報告した。
https://www.rt.com/russia/556125-world-policeman-stop-freedom-nations-putin/