給電なしで、 ずっと走れる!
世界の温室効果ガス排出量のうち、最も比率が高いのは発電部門(約40%)であり、その次が運輸部⾨で全体の約25%を占めます。日本においても、全体の約2割を運輸部門が占め、排出削減⽬標の達成に向けて総合的な対策が必要とされます。
自動車による気候変動対策への主軸は、電動化による環境性能向上です。電気自動車もしくは電動車(xEV:Electrified Vehicle)には、 電気自動車(BEV:Battery Electric Vehicle)、プラグイン・ハイブリッド自動車(PHEV:Plug in Hybrid Electric Vehicle)、ハイブリッド自動車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、燃料電池自動車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等といった種類がありますが、いずれも従来のガソリンやディーゼル車より高い環境性能を有します。
どのタイミングと規模で、電動車が導入されていくことが適当かは、地域の状況によって大きく異なりますが、日本では2050年までに電動自動車100%社会を目指しています。そして、電動車に関わる技術およびインフラ整備に加えて、今以上にクリーンエネルギーの普及が重要と言えます。
ここでは、電動モビリティに関する技術の実用化に向けて取り組んでいるデンソーの「走行中給電」を紹介します。
デンソーの技術開発チームは、これまでの『いかにガソリン車の使い勝手に近づけるか』という目線を人びとに積極的にxEVを選んでもらうに、『xEVにしかできないような体験』や、『ガソリン車にはないメリット』 を追求する考えで取組んでいます。
「給電なしで、ずっと走れる!」技術が、どのような貢献と効果をもたらすのか、そして解決が必要な課題とは何か等、下記のリンク先の資料から考えて見て下さい。