
大木になりたい
大木になりたい
木陰で人々が休めるような
雨の日は雨宿りができるような
風の日は風除けに
木漏れ日が穏やかな
そんな大木になりたいんだ
だけど、気持ちとは裏腹
一時的に人は来るけど、あくまで一時的
だからなおさら、強く意識する
強く意識すればするほど、うまくいかなくなる
木の方が自然体じゃないから、安心出来ないんだね
それでも大木になりたくて
どんなに強い風にも、雨にも負けないように
深く深く根を張る
そのうち、疲れた、横になりたいと思っても
深く張った根で立ち続けるしかない
やがてチカラが抜けて
気づくと周囲に人が居てくれる
その瞬間に、初めて大木になれた気がする
この先朽ち果てて、土に帰り、また芽が出る
そうやって、めぐりめぐる
バクゼンさんのnoteを拝読して、ずっと下書きにあったことを思い出して、ちょっとだけ体裁を整えて公開することにしました。
この大木の生涯を通した創作が書けたらなと思ってたりしましたが、自分には無理でした。