起 源
そのむかし、謎の感染症が蔓延したことがあった
喉の強烈な痛みと止まらない咳、加えて高熱にうなされてゆく
瞬く間に感染は拡がっていく
人々は活動を最小限にして、なるべく人との接点を減らして防衛したが、勢いを止めることは出来なかった
人々は、世間から切り離されてひとりで生きているような、そんな人は存在しないことに気づいた
どんなに孤独に生きようとも、必ず自分以外の人と接点が発生する
人との繋がりが生まれるのだ
人は一人では生きられない
感染症で人との接点を制限されるなかで、その事実だけが、恐怖であり、希望でもあった
しかし、未知の感染症は身近に迫っている
世の中が不安に包まれ、絶望して、光を失いかけた
誰もが未来を諦めかけた、そのとき、とある島国の、田舎町で、僅かに光を放つものがあらわれた
最初は心許なく、拭き消えてしまいそうな一筋の光が、山々を照らし、輝かしい朝日となって、世の中を明るく照らしていく
人々は光の元に引き寄せられるように集まる
その目の先には、それはそれは、見事に拭きあげられた尻があった
傍らには、一心不乱に尻を拭きあげ続ける玄人がいた
のちに、彼は、伝説のお尻拭き職人
鏡面仕上げのマサさんと呼ばれることになる
伝説のお尻拭き職人が現れたことで、世の中に光が灯り、人々に希望が溢れるようになる
やがて、謎の感染症は、お尻拭き職人がもたらした光、希望によって、終息していく
人々が日常に戻り、感染症のことも遠い記憶になるころ、二度と同じことが起きないようにと、お尻拭き職人を讃えるようになった
それが、眼鏡オジサンになる日の起源と言われている
そんな歴史ある催事に、みなさんも参加してみませんか
御利益があるかもしれませんよ
詳しくは、コチラ
今年も参加させていただきます
こちら、本家