一緒に歩めることが、うれしい。2021
以前、家族みんなでおそろいの靴を履いていることを記事にした。
去年の5月、わたしの誕生日に買い揃えたニューバランス。
ひと月ほど前に家族で出掛けようとすると、娘がちょっと痛いと言い出す。
そんなことはないだろうと、履かせて確認してみると爪先が当たって、キツキツの状態。
大きめのサイズで買ったのに、いつの間にか小さくなってたんだね。
感染症の流行にともない出掛ける機会が減ったのと
歩くのが上手になって長持ちするようになったからか
そもそも靴が丈夫に作られているのか
まだまだ状態が良かったことも気づいてあげられなかった要因かな。
よし、靴を買いに行こう!
と言うことで、靴屋さんへ向かう。
パパママのニューバランスは、まだまだ履ける状態だから、妻さんは娘の靴だけを買うつもり。
靴屋さんで娘の足のサイズにあうニューバランスを購入したところで、「気に入るのがあったら、パパママもおそろいで別の靴を買っても良い?」と提案すると「予算外のためダメ」との回答。
うん。想定内。
節約しつつ家計をうまく回してくれているのも知ってる。
「オレの小遣いから出すって言ったら良い?」
「え?良いの?小遣い無くなっちゃうじゃん」
「良いの。ほかに使うことも無いから」
(いや、あるっちゃあるんだけど、おそろいの靴の方が自分の中で優先順位高いし)
そんなこんなで、何店舗か靴屋さんを見てまわる。
そこで見つけたのが、NIKEのランニングシューズ。
メンズとキッズは気に入ったんだけど、レディースがイマイチ。
うーん。と悩んでいると、スタッフさんから「奥さんの足のサイズに合えば…」と提案してくれたのが、ジュニアの同じシリーズ。
試しに履いてみると、これがピッタリ。
即決で購入。
レジ前で妻さんから「やっぱり家計から出すよ?」との心優しいお言葉に
「いや、大丈夫。小遣いで」と支払う。
想いは変わらず。
みんなで一緒に歩めることが、うれしい。
いずれ娘は、自分の道を歩んでいくのだろう。
それまでは、おそろいの靴で一緒に歩ませてもらおう。