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グローバルエンジニアとしてどんな人と一緒に働きたいか?

こんにちは!
Earth Technology株式会社 八取です。

以前「新卒面接を担当していて感じる、ぜひ採用したいと思う方の特徴とは?」という記事を公開しました↓
(基本的に今も考え方は同じですので是非併せてお読みください♪)

が、公開してから随分と時間が経ってしまったので、
今回は情報をアップデート!
「グローバルエンジニアとして、どんな人と一緒に働きたいか」をテーマに考えてみましょう。

「どんな社員が活躍していますか」
「新入社員に求めることは何ですか」
「どんな人と一緒に働きたいですか」
就職活動の中で、このような質問を皆さん一度はしたことがあるのではないでしょうか。
Earth Technologyの採用面接でもよくいただく質問です。
採用担当の八取なりの考えを、実際のエンジニア経験も踏まえてお伝えしようと思います。


ずばり「ちゃんと仕事をする人」と働きたい!

…え?抽象的すぎん??
とお思いでしょうか。そうですね、いろんな意味がここには含まれています。
当たり前のことですが、「ちゃんとすること」はとても大事な心構えです。

冒頭に紹介した記事では、このように述べていました。

私たちが新卒採用でぜひ採用したいと思う学生さんは「伸びしろが大きい方」です。

まず、過去の経験をお伺いすることで長期的な成長度合いを確認しようとしています。
ここで重要なのは、「○○をやった」というピンポイントの「点」ではなく、「○○ができるようになった」というプロセスの「線」に注目しているということです。

https://note.com/earth_pr/n/na82536883936

私たちは物事の成果も大事と考える一方で、それ以上に過程で何があったかを注視します。
プロセスについて伺うことで、その時にやるべきことをできているかを確認しています。

しかも「ちゃんとする」とは
≠自分がやりたいことをする
=周りが求めていることを自分なりに実現する
という意味を含みます。

例えば、昔々八取は塾講師のアルバイトをしていたのですが、
当時の私は随分と甘ちゃんで、担当の生徒に対して問題の解き方を解説するだけの面白味のない講師でした。
でも、当時を思い返してみると塾長からは、
「うちの塾は勉強ではなく勉強の仕方を教えます」と言われておりました。
これでは、講師としての仕事はしていても塾長含めた周りの期待に応えられていませんね。
「ちゃんと仕事をする」ことができていなかったわけです。
(当時を思い返しては恥ずかしくなる八取です…)

つまり「ちゃんと仕事をする人」とは、
目の前のやるべきことを把握し、周りが求めていることを実現する人のこと
と言えそうです。

グローバルエンジニアとして、ちゃんと仕事をするとは?

では私たちのお仕事であるグローバルエンジニアとして、を考えてみましょう。

そもそもグローバルエンジニアとは、簡単に言うと
国内外のITインフラを作ったり直したりするお仕事です。
とはいえ、入社初日からごりごりにネットワークやサーバを立ち上げるような仕事をしてほしいわけではありません。

グローバルエンジニアにも段階的なレベルがあります。
グローバルエンジニアとしてちゃんと仕事をするとは、

  • レベルに応じて求められている業務を完遂すること

  • そして余裕が出てきたらプラスαで行動してみること

が良しとされるのではないでしょうか。

簡易的にレベル1~3に分けてみましょう。

レベル1:CCNAやLPICなど、基礎的な資格レベルの内容がわかる
→マニュアルに従い、正しい順序で操作することを求められる

レベル2:トラブルケースに対して具体的な対処を実践できる
→稼働中のITインフラに起きたトラブルの原因を追究し、その対応策を検証・報告することを求められる

レベル3:イチからネットワークやサーバの設計、構築ができる
→どのような仕様が必要かを把握し、実現できそうな機器・設定をイチから検討や検証、導入することを求められる
           ※もちろん更に上のレベルもありますが今回は割愛

実は私はまったくの未経験からエンジニアの仕事をスタートさせました。
始めた当初は、正直マニュアルに書いてある内容すらきちんと理解できず、とりあえず文字通り英訳して海外現地のエンジニアに伝えるという、
ただの伝書鳩状態だったと思います…

これが少しずつITインフラの仕組みや構造を理解していくと、
マニュアルに書いてある技術的作業の背景や目的まで把握できるようになり、
意味のある会話がエンジニア同士でできるようになったと感じました。
ここでようやく「ちゃんと仕事をした」わけですね。

上記からわかる通り、グローバルエンジニアは
特殊な考え方をもって突飛な成果を出す必要はありません。
むしろ、少しずつ段階的に経験を積みながら
ちゃんと仕事ができる状態を自ら作れるようになること
が望まれます。

「ちゃんと仕事をする」ことは好循環の源

どんな人と一緒に働きたいか?と聞かれて、私たち採用担当がよくお伝えするのは以下の通りです。

・目の前のタスクや課題に真剣に取り組む人
・ITのやる気がある人
・報告/連絡/相談ができる人
・学びのカルチャーを持つ人
・聞いたことをメモに取る人
・モチベーションを自分で保てる人
                                など

結局これらはすべて「ちゃんと仕事をする人」につながりますね。
この「ちゃんと」の意味をはき違えなければ、周りにどんな人がいても
成果を残し、信頼を得る仕事ができるはずです!
当然そのような状態を作ることができれば、心身ともに気持ちよく過ごせますね。

ここまでお伝えした内容は、
Earth Technologyの採用面接で特に注目しているポイントの一つです。
皆さんの成長エピソードを話す際は、「自分が何をしたか」だけでなく、
「周りの人がどう思っていたのか」「周りの状態はどうだったか」なども踏まえて考えると、
より具体的な話ができて、面接も有意義なものになるでしょう!

皆さんの就職活動のお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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