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新入社員の給与明細を公開!初任給で「手取り」がいくらになるのか教えます

(2023年12月5日更新)

こんにちは。
Earth Technology 採用担当の上田です。

就職活動を進める中で「お金」について気になることがあるけどなかなか聞きづらい…。
そのような学生さんのお悩みに少しでもお役立ていただければと思い、様々な「お金」に関するトピックをお届けするこちらのコーナー。

第一回目の今回は、新入社員の初任給の「手取り額」についてお話します!


みんな気になる「手取り額」

当社の選考を受ける学生さんや内定者の方からよくある質問の一つに、
「給与の手取り額はいくらくらいですか?」
というものがあります。

毎月の給与の仕組みとして
(1) もともとの基本給から残業代や通勤手当などが加算される
(2) しかしそこからいろいろな税金などが引かれる
(3) そして手元に残ったのが「手取り額」で、これが銀行口座に振り込まれる
ということは理解している方が多いと思いますが、一番謎なのは(2)の部分。

どのような費目でいくら引かれるのかはなかなかイメージしづらいのではないでしょうか?

そこで、Earth Technologyの新入社員が受け取った初任給の給与明細の実例を元に、謎を紐解いていきましょう。

給与明細の内容はこのようになっている

さっそくですが、当社の2023年4月入社の新入社員が受け取った4月分の給与明細はこのような感じになっています。
※個人により多少のバラツキが発生しますので、こんな感じになるんだなというイメージで捉えていただければと思います。


  • 支給

    • 基本給  221,500円

    • 残業手当  0円

  • 控除

    • 社会保険料

      • 健康保険料  10,680円

      • 厚生年金保険料 21,960円

      • 雇用保険料  1,329円

    • 税金

      • 所得税   4,340円

      • 住民税  0円

  • 差引支給合計  183,191円


「差引支給合計」が銀行口座に振り込まれる金額ですが、思ったよりも多いと思いましたか?それとも意外に少ないなと思いましたか…?

上記に挙げた社会保険料や税金についてはその料率が法律等で定められていますので、どこの企業に勤めてもほぼ変わりはありません。
そのため基本給の額がだいたい同じくらいであれば、多くの企業でもこんな感じになるんだなぁと思っていただければ良いかと思います。

天引きされる税金や保険料とは?

上記で表した明細の内、給与から天引きされる「社会保険料」「税金」についてもう少し詳しく紹介します。

・健康保険料:健康保険組合に加入するための保険料
・厚生年金保険料:老齢年金や障害年金を受け取るための保険料
・雇用保険料:失業手当や再就職手当を受け取るための保険料
・所得税:所得に応じて課せられる税金
・住民税:住民票のある自治体に納める税金

出典:GO!GO!ワンク
https://blog.ncbank.co.jp/posts/808

この他にも給与から天引きされる保険料には「介護保険料」もありますが、こちらは40歳以降に支払うことになります。

住民税は2年目から発生

住民税とは地方税のひとつであり、その地域に住む人たちが地域社会の費用を分担するものです。
※出典:財務省 (https://www.mof.go.jp/tax_information/qanda020.html)

行政サービスを維持管理するために使われる税金で、一定以上の収入がある人に納税義務があります。
また住民税は前年の所得に対して課税されるので、実際に住民税を納めるのは社会人2年目からです。

つまり、社会人2年目になると1年目の時よりも「天引き」される額が大きくなるので注意が必要です。

社会保険料や税金以外で天引きされるもの

当社の場合は天引きされるものは上記の通りですが、企業によっては「組合費」や「互助会費」、社食を利用した時の「食事代」、寮に入居していれば「寮費」などが天引きされる場合もあります。

ここは企業によってケースバイケースですので、入社前に可能な限り確認されておくと安心でしょう。

おわりに

ここまで、当社Earth Technologyの初任給の給与明細を紹介させていただきました。
これからも様々な「お金」に関わるトピックをお伝えできればと考えていますので、お楽しみに!


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