![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94004335/rectangle_large_type_2_79312e07fb1b3e52abe450b91f2df935.png?width=1200)
ロードバロフから考えるBGで意識すること
・インデックス
前書き
本記事の結論とターゲット層
筆者の「ロードバロフ」の評価
「時間」に対する意識
「情報」に対する意識
後書き
1.前書き
初めまして、こんにちは。
あーすななと申します。
ハースストーン バトルグラウンドに関する記事です。
初めて記事を書きますので拙い文章になりますことお許しください。
また、元々は意識している事を言語化して振り返ろうと
自分向けに書き始めた文章ですので
用語や略称の解説がなく、
ある程度バトルグラウンドをプレイされている方向けの記事である事ご了承ください。
筆者のレートは2022/9〜のシーズンで13kに到達したくらいです。(これを自慢したかったので記事を投稿したと言っても過言ではない。)
バトグラは環境がすぐに変わってしまうので
記事を書くにあたり、今の環境でしか通じない話を書くよりも、どの環境でも通じる話を書こうと思い筆をとっています。
2.本記事の結論とターゲット層
記事の結論を先にざっくり書くと
「酒場ターンの時間は有限だから、有効に使おうね。」
「対戦相手や環境の情報は常に確認しようね。」
という内容です。
そんなことはお前に言われんでもわかっとる。
と思われるかもしれません。
私も「そんなことはわかっている」
と思いながらバトグラをこれまで回していましたが、
本記事の結論を意識してからレートが伸びました。
前シーズンまでは10kに到達すれば満足の人間が
13kまでレートを伸ばすことができましたので、
8〜10kよりもレートを伸ばしたい!
という方に響いたらいいなと思い書いています。
逆に、バトグラはそんなに難しく考えずカジュアルに楽しく遊びたいという方には響かないかもと思っています。
また、バロフの名前がタイトルに入っていますが
バロフの強い立ち回り方や使い方がメインの内容ではないため、そういうのを求めてきた人にも響かないと思います。
よって本記事のターゲット層は
・8〜10kよりもレートを伸ばしたい方
となります。
3.筆者のロードバロフの評価
まず筆者のロードバロフの評価ですが
「自分が使うと」クソザコナメクジヒーローという評価です。
まあ勝てない。
私は上手ぶったヒーローが好きなので前シーズンからバロフをよくピックしていましたが、前シーズンから戦績はボロボロです。
私の今シーズンのバロフの平均順位は驚異の「6.625位」です。
8回ピックして最高順位は4位、8位を3回も取ってきています。
前項で「バロフの強い使い方」を書いた内容ではない
と書いたのも納得いただけたと思います。
そんなもんこっちが教えて欲しいわ。
勝てない理由は明白です。
「賭け」が当たんねーんだわ、自分。
「賭け」が当たらなければ
「毎ターン1コインを失う」ヒーローパワーなので
そりゃあ勝てません。
もちろん、上手い人でも賭けを外します。
1試合という短いスパンで見れば100%賭けを当てた!
ということもあるでしょうが、
バロフで一生勝ってるという方でも「生涯バロフの賭け外したことねーわ」なんてことはないでしょう。
ただ当然ですが、バロフが上手い人たちは50:50で賭けていません。
卓の状況、情報にアンテナを張り巡らせて勝算の高い方に賭けています。
一方自分は自分の盤面を考えることにリソースを割きすぎて、卓の状況をまともに確認できず、賭け始めるのはロープが切れる直前なんてことがほとんどです。
50:50の賭けを毎回やっていたら、そりゃあ外します。
自分の盤面がすんなりまとまって
「よし、ちゃんと卓を確認して賭けるぞ!」
という時ももちろん0ではないですし
「こんなん絶対こっちが勝つでしょ!」
と自信を持って賭ける時もありますが、そういう時に限って賭けた対象の意味不明なプレイングで賭けが外れて
その度に顔を真っ赤にしてスマホの画面を破壊しています。
そう、ロードバロフは「自分が使うと」弱いんです。
4.「時間」に対する意識
前項で散々ロードバロフをこき下ろしましたが
それでも「ロードバロフで勝ちたい、上手ぶりたい」
という思いが私にはありました。
そのためには酒場ターンの時間を有効に使う必要があります。
そこで、酒場ターンでどんなことに時間を割くか
具体的に言語化してみました。
・コインを何に使うのか考えること
→グレ上げ、ミニオン購入、リロール、ヒロパ
・ヒロパをどうするのか考えること
→ロードバロフやヴォルジン、ミュターヌス等、特徴的なヒロパを持つヒーローは考える時間が長くなる
・自陣の配置を考えること
→ワイドケアは必要か、ディバシケアは必要か、仇討ちは機能するか等
・対戦相手の情報を確認すること
→グレードは?トリプルは?前対戦の勝敗は?等
私の場合はこの4項目が出てきました。
こんな感じで書き出し時に、
自分は「対戦相手の情報を確認すること」を全くしてないわけではないが、ただ「見てる」だけだなと思いました。
対戦相手のグレードをただ見てるだけ
→いつグレ上げしたの?このターン?前のターンから?
トリプルの数をただ見てるだけ
→いつのトリプル?このターン?前のターン?
前対戦勝ったか負けたかを見てるだけ
→その前対戦の相手の前対戦時のグレードは?トリプルは?そのターン強いヒロパのヒーロー?弱いヒロパのヒーロー?
次の対戦相手の情報を確認するためには、
今見た情報だけではなく、前のターンからの情報が必要で
こんなにも考えることがあるのかと、その時気づきました。
ロードバロフで賭けをするとなれば
自分の対戦相手だけではなく賭け対象の2ヒーローの確認も同じく必要なため、単純計算で3倍考えなければいけません。
そんなん酒場ターンの時間だけじゃ無理じゃん。
少なくとも私は無理。
まず自分の盤面のことで手一杯なのにさあ…
でもバロフは使いたい…
どこからか時間を捻出できないか…
考えて私が行き着いた結論は
「戦闘ターンに左の卓情報を収集する」でした。
それまでの私は戦闘ターンに
「ここここここここここここここ!!!!!」
(ここを殴れとミニオンに激励を飛ばすチンパンジー)
「はあ!?普通この盤面で負けねぇから!」
(スマホプレイでトラッカーを付けてないのであくまで己のフィーリングによる低%負けアピールをするチンパンジー)
などと叫び、戦闘の勝敗に一喜一憂するチンパンジーでした。
もちろん、戦闘に一喜一憂するのもバトグラの醍醐味だと思います。
明らかな不利ボードで勝ったときや
完璧な当たり方で仇討ちMAX回収できた時等は脳汁がすごい出るので私はすぐチンパンジーになります。
でも、私の場合はそれじゃダメなんだと思いました。
「戦闘ターンに最大限の時間を使って卓の情報を集める」
「酒場ターンに最小限の時間を使って卓の情報を整理する」
ここまでしないと私は卓の状況を把握しつつ
自分の盤面構築ができないと気づきました。
皆さんは私のようなチンパンジーではないので、
皆さんは自分の盤面がダブル金ホガーだった場合で考えましょう。
酒場ターンの時間目一杯使って自分の盤面を強化したり
対戦相手の対策パーツを集めたいですよね?
戦闘ターン中に誰がどういう構築に向かっているか確認しておけば、酒場ターンに「対戦相手の情報を確認すること」に割く時間は最小限で済みます。
また、戦闘ターン中は
「対戦相手の情報を確認すること」だけではなく
「コインを何に使うのか考えること」や「ヒロパをどうするのか考えること」にも時間を割けます。
次の酒場であのミニオンが並んだらあの構成に向かう。
次の対戦相手がこのヒーローだったら被弾を抑えるために下を回る。
仮定ではありますが「〜だったら〜する。」と考えておくことで初動が早くなり、余裕を持って酒場ターンを過ごすことができます。
「自陣の配置を考えること」に関しては
酒場ターンの後半にしか時間を割くのが難しいと思いますので、それは酒場ターンの時間を使いましょう。
この項目で書きたかったことをまとめると
「酒場ターンの時間は有限なので、酒場ターンにしかできないことに時間を割く」ということです。
そんなことわかってる、もうやってる
という人はレート8〜10kで燻るはずがないので
もっと意識してやってください。(辛辣)
5.「情報」に対する意識
前項の「時間に対する意識」の中で
「対戦相手の情報を確認すること」について触れました。
ロードバロフを使う上で
卓の情報を確認することは非常に重要です。
では卓の情報を確認するのは
バロフをピックした時だけすれば良いのか。
否、そうではありません。
私はバロフで勝ちたいと思い
卓の情報に意識を向けるようになりましたが、
それをきっかけにどのヒーローをピックしている時でも
「情報」は重要だということに気づきました。
この項目で触れたい「情報」というのは
・対戦相手の盤面の情報
・各構成、各ミニオンのメタに対する情報
です。
試合の序盤、中盤ではどのヒーローも構成という構成が組めていないので、左の卓情報を見ても相手の盤面を想像するのは難しいと思います。
(エリーズの黄金猿の発見はトリプルカウント進まなかったり、クエスト達成表示バグとかあったり、環境による部分も大いにある。)
しかし、試合の後半になれば左の卓情報から相手がどんな構成か、前の対戦時に持っていたミニオンも加味すれば想像し易くなります。
すごいわかりやすい例をあげると
グレ4エレメンタル6だからノミかなあとか
金ホガー持ってたから今は筋肉海賊軍団になってるかなあとかです。
レートが高い方々は相手の構成を把握して
その構成の対策パーツを手に握り、自陣の配置を考えながら自分の盤面を構築しています。
情報戦を制して1位を取りに動いているということです。
この記事のターゲット層の方々であれば
1位構築の作り方は充分ご存知だと思います。
そしてそのレート帯であれば筋肉バトルを制した者が1位を取るという試合が多いと思います。
そして誰しも下記の様な体験をしたことがあると思います。
・めっちゃ筋肉モリモリにしたミニオンを並べて気持ちよくなっていたら毒献身に殺された。
・自分の構成の要であるミニオンが挑発リロイに突っ込んで負けた。
私はチンパンジーなので上記の様な体験を何度もして
その度に顔を真っ赤にしてスマホを真っ二つにへし折っていました。
そんなことを繰り返していれば流石にチンパンジーである私も気づきます。
「そうだよ、こっちもメタカード握って戦えばいいんだ」
そして私は自分の盤面を疎かにして
メタカードを握りしめるorメタカードで盤面が圧迫されているクソザコナメクジに見事生まれ変わりました。
そうです、とりあえずメタカードが見えたら買う、配置するという動きを脳死でしていたら自分の盤面は弱くなります。
利用できるコイン、自陣のスペースは有限なので、
必要なタイミングで必要なメタカードを集める、配置する必要があるのです。
で、その必要なタイミングっていつよ?
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
身も蓋もないことを言うと、
卓の早さや自分のヒーロー、自分の構成によって変わってくるので、一概にこのタイミングというものはありません。
なので最初は
金ホガーや金ブランを回していてコインに余裕がある時や
明らかに自分が卓の中で最強のスタッツだろって時に
集め始めるといいと思います。
まずはメタに対する意識を持ちましょう。
自分が1位構築を作れそうな時はメタられて順位を下げられないように、相手が1位構築を組んでいる時はメタって順位を上げられるように動く意識を持ちましょう。
環境が変われば流行りの構成も変わりますが、
その都度それに合わせたメタ構成も出てきます。
メタ構成、メタカードに対するアンテナを張って情報を集めましょう。
この項目で書きたかったことをまとめると
・メタ構成、メタカードに関する情報にアンテナを張る
・対戦相手の情報を確認し、メタカードを用意して順位を上げる
・メタを意識することは大事だが、自分の盤面が疎かになっては意味が無い
ということです。
そんなことわかってる、もうやってる
という人はレート8〜10kで燻るはずがないので
試行回数が足りません。(辛辣)
流行りの構成がある以上、試行回数を重ねれば似たような卓状況に遭遇することはままあります。
似たような卓状況に遭遇した際に、自分の中に積み重なっている「情報」という経験値を活かして戦ってみてください。
6.後書き
まずはここまでお読みいただいた皆様、
ありがとうございます。
どの環境にも通じる内容を意識すると
どうしても抽象的な内容になりがちで、例をあげるなどして具体性を出そうと努力しましたが
まだまだ抽象的な内容だったと思います。
また、文章も拙く読みにくかったと思いますが、
皆様のバトグラに少しでも良い影響、きっかけ、気づきを与えられましたら幸いです。
最後に、ロードバロフをピックしている私を見かけましたら即コンシしていただき、私のバロフの平均順位向上にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
最後までご清覧いただきまして、誠にありがとうございました。よいバトグラライフを。