♯2 考える余裕を持ってBGをする
インデックス
前書き
本記事の主旨と注意事項
<酒場ターンの余裕を作る>〜導入〜
<酒場ターンの余裕を作る>〜本編〜
後書き
1.前書き
こんにちは、あーすななと申します。
前回初めて記事を投稿しましたら
想像より遥かに多くの反応をいただくことができ、
とても嬉しかったです。
お読みいただいた方
お読みいただいた上で反応までくださった方
誠にありがとうございます。
今回もハースストーン バトルグラウンドに関する記事を書かせていただきます。
今回の記事が初めましての方、
本記事には前記事の内容が含まれているため
下記リンクより前記事を先にご覧いただくことをオススメいたします。
それでは次項から記事の主旨と注意事項について説明していきます。
2.本記事の主旨と注意事項
本記事の主旨は2つあります。
まず1つ目の主旨は
「前記事の内容について具体例を交えて補足すること」です。
前記事に対し想像していたよりも多くの反応をいただいたことで
嬉しい反面、内容に不備はなかったか不安になりました。
そして先日、自分で自分の記事を読み返したところ
「わかりにくい箇所、伝わりにくい箇所がいくつもあるな」
と感じましたので、前記事の内容に具体例を交えて
もう少し掘り下げて解説していきたいと思います。
2つ目の主旨は「説教」です。
せ、説教?普段観ている配信者の影響で説教癖がついたか?
この説教というのは、主に私自身に対する説教です。
前の記事をご覧になられた方ならご存知の通り
私は思考能力がチンパンジーなので
前記事に対し想像していたよりも多くの反応をいただいたことで
「自分はバトグラが上手くなった」
と勘違いしています。
また、最近バトグラの記事が多く出回っていますが
私はそれらの記事を「ただ読んだだけ」で
自分のバトグラ力が向上したと勘違いしています。
ものすごく直近の話をすると「飯島ゆん」様の記事を読んだだけで
レートが軽く1000くらい上がった気分になっています。
(まだ読んでない人はもったいないです。こんな記事読んでないでしまゆんさんの記事を読みに行きましょう)
記事を「ただ読んだだけ」でレートが向上するなら苦労はしません。
もし読むだけで内容が身につくのであれば、
自己啓発本を読み漁ればみんなエリートになれます。
そんな「上手くなったと勘違いしている」自分に対して説教する意味も込めて本記事を書いています。
続いて3つの注意事項についてご説明いたします。
1つ目の注意事項は
前記事と同様に用語や略称の解説がないため
ある程度バトグラをプレイされている方向けの記事であることです。
2つ目の注意事項は
ターゲット層も前記事と同じく
「8〜10kよりもレートを伸ばしたい方」であることです。
3つ目の注意事項は
私が書く意識高い系かつ説教チックな内容を皆さんが不快に思われるかもしれないということです。
上記の主旨説明で
「自分に対して説教する意味も込めて本記事を書いている」
などと予防線を張っていますが
私はチンパンジーなので文章を書き進める内に自分で張った予防線を忘れます。
書き進める内に
「レート8〜10k帯ならこんぐらいの思考レベルでしょ」
とハイパー上から目線で決めつけて突然強い口調で説教を始めます。
(厄介な職場の上司か?)
前記事で(辛辣)と文末につけてお茶を濁していましたが
本記事は辛辣な表現や意識高い系の表現がより増えますので、
不快な気分になるかもしれないという気持ちの準備をして読み進めていただきますと幸いです。
(なんか仰々しいこと書いたけど頭空っぽのチンパンジーが鼻くそほじりながら書いてる記事で不快になることなんかないだろと思っている。)
では、内容に入っていきたいと思います。
3.<酒場ターンの余裕を作る>〜導入〜
前記事で取り上げた「時間」に対する意識では
「酒場ターンの時間は有限なので、酒場ターンにしかできないことに時間を割く」というまとめ方をしていました。
今回はそのまとめに
「酒場ターンの余裕を作る」
という要素を加えてお話していきたいと思います。
私は以前まで酒場ターンでよく「悩んで」いました。
今は「悩む」のではなく「考える」ように意識しています。(全然できてないけど)
急に意識高い系なこと言い始めたなこのチンパンジーという感想は置いておいて、上記の文章だけでは意味不明だと思いますので
以下に私のバトグラにおける「悩む」と「考える」の定義を提示します。
(あくまで私の中にあるバトグラでの定義なので、一般的な定義とは異なります)
バトグラでの「悩む」
→選択肢が思いつかない、もしくは選択肢の量が膨大すぎて、どうすればよいかわからない様。また、選択肢を整理することに非常に時間がかかる様。
バトグラでの「考える」
→予め候補にあげていたいくつかの選択肢から最良なものを選ぶための行為。
どうでしょう、
私のバトグラでの「悩む」、「考える」についてイメージが湧きましたでしょうか?
次はバトグラでの「悩む」についての具体例を
私のチンパンエピソードで見ていきましょう。
(プレイ環境は現在のクエスト環境です。)
ex) 5コイン目の酒場ターンでのチンパン化
→4コイン目にグレ2に上げて迎えた5コイン目の酒場ターン。
私は手を動かすことなくしばらく悩み
ロープに火が点いてから自陣のミニオンを売ってグレ3に上げました。
酒場ターンが終わり戦闘ターンに入ると
なんと相手はミニオンを3体並べています!
「5コイン目全力チンパンジーがよぉ!5コイン目に7点出してくんなや!猿が!」
私は顔を真っ赤にしてスマホの画面を破壊し叫び狂い、対戦相手のことをブリザードに通報しました。
さて、上記の例を読んで皆さんはどう思われましたか?
(お前が通報されろ)
クエスト環境において5コイン目の酒場ターンのプレイは非常に重要です。
グレ3に上げて盤面が空の相手に対して
購入したミニオンを全て配置し打点を出すことよりも
自身のクエスト条件を進められる可能性を考え
購入したミニオンを手札に温存することの方が重要です。
(8人で争うBGにおいて早いターンにたった1人のプレイヤーに打点を出すことよりも、クエストを早期達成し他の7人よりも強い盤面を作ることの方が重要なのは確定的に明らか。)
では上記の例で盤面が空の私に対して
ミニオン全出ししていた相手のプレイヤーは
頭空っぽのチンパンジーなのでしょうか?
その可能性ももちろんありますが、
私の悪いプレイングが相手のプレイングに影響した可能性が大いにあります。
相手の立場で考えてみましょう。
5コイン目に酒場から2購入し手札に抱えるか考えていたが
対戦相手がグレードを3に上げる気配はない。
お互いミニオンを手札に抱えようという合図のエモートもない。
ロープに火も点いたし、じゃあ購入したミニオンを配置するかと動いた後に私がグレードを3に上げた。
相手が上記の様な動きをしていたと考えると
悪いのはチンタラ「悩んで」いた私ということになります。
前述の通り、
現環境の5コイン目の酒場ターンは非常に重要です。
その重要なターンに「考える」準備もせず、
酒場ターンになってからどうするかあーだこーだ「悩み」、しばらく時間が経ってから動き始めるなんて愚の骨頂です。
前記事でも書きましたが
戦闘ターンに「コインを何に使うのか考えること」
「ヒロパをどうするのか考えること」はできます。
(上記の例の場合3.4コイン目の戦闘ターンに5コイン目の酒場ターンの「考える」準備をしておく)
なんならヒーローピックの時点で
5コイン目にグレ3に上げるか、
酒場に特定のミニオンが並んだらグレ2に滞在するのか
方針を決めてプレイするべきまであります。
また、仮に「考える」準備をしていたけれど
それでも即決できかねる酒場が提示されたとします。
その場合でも今はシーズンパスを購入していない方でもエモートを飛ばすことができます。(あれ?そうだよね?)
対戦相手はあなたのお母さんではありません。
私が「悩んで」いるのに察してくれない対戦相手が悪いなんて考えは通用しません。
というかお母さんにも通用しません。
即決できないとわかった時点で手を動かして
相手にエモートで意思表示をしてください。
お母さんには親孝行してください。
現環境で重要な5コイン目の酒場ターンにエモートを送るということは、
対戦相手にこちらの意図を汲み取ってもらうための1つの有効な戦術です。
この環境における5コイン目酒場のエモートを煽りと勘違いするような沸点激低チンパンジーの存在は無視して、対戦相手に自分の意思を伝えましょう。
もうすぐ現環境も終わりを迎えますが
環境が変わっても同じです。
どの環境においても「考える」準備をせずに
その環境での重要なターンを迎えることは避けましょう。
ここまでの内容をまとめると
・戦闘ターン中に酒場ターンの動きの選択肢を考えておく
・なんならヒーローピックの時点で序中盤の動き方の選択肢を考えておく
・酒場ターンは考えていた選択肢の中から最良と思われる選択肢を考える
→すると酒場ターンに余裕が生まれる
はい、出てきました。
項目のタイトルにもある「酒場ターンに余裕を作る」
これが本記事で伝えたい内容の本質になりますので
事項で詳しくお話したいと思います。
4.<酒場ターンの余裕を作る>〜本編〜
さて、私は前の記事でも
「余裕を持って酒場ターンを過ごそう」的なことを述べています。
この記述に対して
酒場ターンに余裕を持つって何?
お前みたいなチンパンジーじゃないから、
酒場ターンに余裕が無いことなんてないが?
という意見が出てくるかもしれません。
前の記事でも述べましたが
この記事のターゲット層の方であれば
1位構成の作り方は充分ご存知のはずです。
そんな皆さんの酒場や発見に
自分が目指したい構成のキーミニオンや
自分に都合がいいミニオンがすんなり提示されれば
労せず1位を取れる素敵な試合になるでしょう。
そういう意味では、皆さんは私が前項で述べた、
戦闘ターンやヒーローピック時に酒場ターンでの動き方を考えておく
ということは既に実践できています。
誰しもがヒーローピック時に
・そのヒーローで強い編成、動き方
・その対戦のBANで強い編成、動き方
・シオター、なにがあっても俺はシオターをやる
等を考えてヒーローをピックすると思います。
そして皆さんが考えていた編成や動き方にすんなり進むことができれば、酒場ターンに「悩む」ことなく試合を進められるでしょう。
では、皆さんの試合は毎試合そうなんですか?
私は違います。
酒場のバーテンがカス過ぎて
自分が「考えて」いたミニオンが全く提示されない
発見でもゴミ拾いをさせられる
そもそもトリプルも見えないから発見もくそもない
自分がヒーローピック時に「考えて」いた構成に進むことが全くできない試合があります。
当然スマホの画面は破壊します。
そんな試合展開の時、皆さんはどうしてますか?
(12/20〜の環境は運だけ上振れ糞野郎に自分がなるか、運だけ上振れ糞野郎に轢かれるだけの試合が多いことは一旦忘れて考えてください。)
私はレート8〜9kをうろちょろしてる時
最初に「考えて」いた構成に進めずライフも少なくなってくると、とりあえず酒場に提示されたテンポミニオンを「悩んで」雇用して8位にならないようにお祈りしていました。
それが「耐える」ということだと思っていました。
高レート帯の人でも、どうしようもない状況であれば同じことをするだろうと本気で思っていました。
そんなある日MATSURIさん(@matsuri_hs)の配信を観ている時のことです。
数試合観ていたのですが、MATSURIさんはゴミみたいな酒場を提示されてバーテンにコケにされていました。(いつものことだな)
私が配信を観ている間に
「何探してるの?」
というコメントが何回か飛び、
MATSURIさんはその度に酒場で何を探しているのか即答していました。
私から見てどうしようもない試合展開の時でも。
その時思いました。
「ミニオンの購入基準」がどんな時でも明確じゃないと即答なんてできないよな、と。
私と高レート帯の人との違いの1つはここにあるんだと感じました。
私は自分が「考えて」いた試合展開にならなかった時
酒場に提示されたミニオンを見てから購入するかしないか判断していました。
自分がいる酒場グレードで出るミニオンを把握せずに
とりあえず提示されてから購入するか判断していました。
(恥ずかしながら今でもそういう思考で試合に臨んでいる時があります。)
「ミニオンの購入基準」というのは試合中に常に変動しますが、高レート帯の方たちは常にそれが明確です。
購入基準が曖昧だと
「とりあえずこれ買っとくか」
と不要な買い物をしてしまう時がありますが
高レート帯の方は購入基準が明確なので、不要な買い物はしません。
レート8〜9kの私は1位構成は理解できているので
ライフに余裕があって、なおかつ1位を目指せる構成を組めている時の「ミニオンの購入基準」は高レート帯の方と大きくは違わないため、
1位を目指して突っ走っている時は「悩む」ことなく高レート帯の方と同じ様なプレイングを「考える」ことができます。
ところがライフが減ってきたり
自分が「考えて」いた構成に進めなくなってくると
「ミニオンの購入基準」が高レート帯の方のそれと乖離していき、「悩んで」しまって高レート帯の方と同じ様なプレイングが「考え」られなくなります。
高レート帯の方の配信を観ていると
ライフが減ってきて私なら日和って「ミニオンの購入基準」をテンポ寄りに下げるであろう盤面でも、バリューを求めて動いてそのまま1位を取ったり
逆に、私ならまだイキってバリューを求めてツッパるだろうなという盤面でも、テンポを取ってリーサルを回避したりする場面をよく見ます。
私がやったら8位だなという試合展開で、
「悩んで」リロールをして何か救いのミニオンが提示されるのをお祈りするという場面は見たことがありません。
高レート帯の方は今の自分に必要な「ミニオンの購入基準」を明確に持ってプレイしています。
その常に明確な「ミニオンの購入基準」がどこからきているのか、
センスなのか、経験から培われたものなのか
はたまた常に思考を張り巡らせて購入基準を都度決めているのか
私の考えが及ばないその他の要因があるのか
正確なところはわかりません。
少なくとも私にはセンスも経験もなかったので
高レート帯の方々に近づくためには
常に思考を張り巡らせて購入基準をその都度決めるように「考えて」動くしかないなと思いました。
この記事のターゲット層の皆さんは
「ミニオンの購入基準」を常に明確に持てていますか?
持ててないですよね?
(自分ができないから他人もできないだろうという暴論チンパンジー)
この「ミニオンの購入基準」を明確にするために
高レート帯の方の配信を観て、
自分のプレイを振り返って照らし合わせて
試合を回す時は常に購入基準を考えて…
チンパンジーの私には大変すぎるよ!
まあチンパンジーだから全く身についていないんだけど
少なくとも8〜9kをうろちょろしていた時の私よりはマシな基準を持てているつもりです。
すごい遠回りしましたが本項の主旨に戻りましょう。
「酒場ターンの余裕を作る」でしたね。
皆さんがどうかはわかりませんが、
私はチンパンジーなので余裕がない時に冷静な判断ができません。
自分が「考えて」いた通りに試合が進まない時は
どうしても「悩んで」しまいます。
そして私は「悩んで」しまうと「ミニオンの購入基準」がガタガタになってしまいます。
もし、私と同様に「考えて」いた通りに試合が進まないと「悩んで」しまうという方がいましたら
私が前記事で触れた
戦闘ターン中に「卓の情報を確認する」ことにプラスして
「ミニオンの購入基準」も考えてみましょう。
酒場ターンに今までよりも余裕が生まれるはずです。
そして余裕が生まれれば、冷静に「考える」てプレイができるようになるはずです。
※私は座学と実践を繰り返して自分なりの基準を少しずつ身につけている気になっていますが、高レート帯の方々のように常に明確な「ミニオンの購入基準」を身につける術ははっきりとわかりません。
そもそも高レート帯の方々は基準が常に明確だと私が勝手に妄想しているだけなので悪しからず。
この項目で伝えたかったことをまとめると
この記事のターゲット層の皆さんは1位構成に突っ走っている時は高レート帯の方と似た様なプレイができるはず。
レートを8〜10kよりも伸ばしたいのであれば
自分が考えた試合展開に進まない試合の順位が大切。
「悩んで」プレイングが歪んで順位を落としてしまわない様に酒場ターンは余裕を持って過ごせるように考えよう。
ということです。
5.後書き
まずはここまでお読みいただいた方
ありがとうございます。
書いてて疲れました。
もっと書きたいことあったんですけど
疲れたのでやめにします。
そもそも冒頭で「具体的に」とか言ってたくせに
後半抽象的過ぎて何が言いたいか伝わりにくくてごめんなさい。
年末年始に余裕があれば
また続き書ければいいなとふんわり思っています。
後書きテキトーでごめんなさい。
ご清覧いただきまして誠にありがとうございました。
よいバトグラライフを。