#039 金持ち父さん貧乏父さん 実践その2:スタートを切る為の十のステップ⑤自分に対する支払いをまず済ませる―自制の力
(本記事は2021/3/27に投稿されたものとなります(https://earth76.com/039-%e9%87%91%e6%8c%81%e3%81%a1%e7%88%b6%e3%81%95%e3%82%93%e8%b2%a7%e4%b9%8f%e7%88%b6%e3%81%95%e3%82%93-%e5%ae%9f%e8%b7%b5%e3%81%9d%e3%81%ae2%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%92%e5%88%87/))
実践その2は、以下の十のステップがあり、本日は⑤の内容となる:
■スタートを切る為の十のステップ
・①強い目的意識を持つ―精神の力
・②毎日自分で道を選ぶ―選択する力
・③友人を慎重に選ぶ―協力の力
・④新しいやり方を次々と仕入れる―速習の力
・⑤自分に対する支払いをまずすませる―自制の力 ←本日はこちら
・⑥ブローカーにたっぷり払う―忠告の力
・⑦元手はかならず取り戻す―ただで何かを手に入れる力
・⑧ぜいたく品は資産に買わせる―焦点を絞る事の力
・⑨ヒーローを持つ―神話の力
・⑩教えよ、さらば与えられん―与えることの力
■こんな人にお勧め
・まず自分への支払いを実施せず、先に請求書や税の支払いをしている人
・他人のアドバイスや脅しについついなびいてしまい、まず自分への支払いを実施できない人
・他人のアドバイスや脅しについついなびいてしまい、貯蓄や投資用の資産を取り崩し、支払いをしてしまう人
■十のステップのうち最も習得が難しいものはこの「自制の力」
この章で紹介している十のステップのうち、
・習得が一番難しいものは、この自己抑制能力
だと述べている。
■金持ちと中流以下を分ける鍵はこの自己抑制能力
金持ちと中流以下の人とを分ける鍵は、この
・自己抑制能力にある
とのことで、
・自制心に欠け、金銭面でのプレッシャーにすぐ負けてしまう人は決して金持ちになれない
と述べている。
■内面的な強さを持っていない人は、自己抑制能力を持つ人の餌食になる
本章全般で「人生があなたをつつきまわす」と述べている。これは以下のような他人のアドバイスや脅しである
・「税務署につかまってしまいますよ」
・「クレジットカードが使えなくなりますよ」
・「電気を止められたらどうするんすか?」
・「払わない気か、それなら・・」
・「カードでお求めになれば簡単ですよ」
このような言葉に屈して、貯蓄や投資用の資産を取り崩し、支払いをしてしまう。
■まず自分への支払いを済ましている人と、そうでない人との比較
こちらが、まず自分への支払いを済ましている人
このように、支出は「資産」から得た収益によって、賄っている
一方、以下が先に自分への支払いを済ましていない人
資産欄を通らず、永遠にP&L(損益計算書)上で、自転車操業をし続ける事となる
■ジョージ・クレイソン署「バビロンの大金持ち」の教え
「バビロンの大金持ち」に
・「まず自分に支払え」という忠告
があり、これに沿って著者は行動をしているとのこと。同署はベストセラーになったのだが、実行している人が少ないとのこと
■自己制御の力と内面的な強さを手に入れる為に、自分への支払いを先にするのを辞めない
・多数派の動きに逆らって行動するだけのガッツを持ち、それによって金持ちになる方法
がこの本には書かれている
・実際に実行できている人があまりにも少ない
とのこと。逆に言えばチャンスかもしれない。
■債権者からのプレッシャーのおかげで、必死にお金を儲けようとする
・時々収入が少なくなる時があっても、筆者は自分への支払いを先にする
とのこと。また、
・債権者や政府がうるさくいっても気にしない
・取り立てが厳しくなるのは大歓迎だ
・債権者からのプレッシャーのおかげで、筆者は必死にお金を儲けようとする
としており、
・どんなときでも自分に対する支払いを先する(投資をする)としている
言うは易しだが、実際に実行しようとすると、つい恐怖に縮こまって、資産に入れる前に、請求書を支払っていると思う。
特に収入が途絶えてしまった今としては、なんとか生き延びるために、手元資金を持っておきたいと考えてしまっている。
筆者曰く、「新たな収入源を見つければよい」「債権者からのプレッシャーのおかげで、必死にお金を儲けようとする」と述べているが、ある程度の道すじが見えないと、不安になることはある。
恐らく一定のバランスなんだと考える。つまりAll or Nohingではなく、ある程度の手元資金は残しつつ、残りはきちんと自分への支払い(=資産化)する割合を見定めることが大事なのだと考えた。
尚、「バビロンのお金持ち」では収入受領後まず10分の1を資産に回すようにすることを推奨しているそう。
■守るべき法則2点
最後に守るべき法則2点の記載があった為、記して置く
1.自分で返済をしなければならないような大きな借金はしない。
2.収入が少ない時でも貯蓄や投資用の資産を取り崩したりせずに、外からのプレッシャーが大きくなるに任せる
■まとめ
・十のステップ5つ目は、⑤自分に対する支払いをまず済ませる―自制の力
・本ステップが十の内最も習得が難しい
・金持ちと中流以下を分ける鍵はこの自己抑制能力である
・内面的な強さを持っていない人は、自己抑制能力を持つ人の餌食になる
・まず自分への支払いを済ましている人と、そうでない人を比較すると、前者は自分の資産が費用を払ってくれるのに対し、後者は資産がなく、常にP&L(損益計算書)上で費用を払うという自転車操業を繰り返すこととなる
・ジョージ・クレイソン署「バビロンの大金持ち」の教えに「多数派の動きに逆らって行動するだけのガッツを持ち、それによって金持ちになる方法」という記述がある
・自分への支払いを先にすることで発生する、債権者からのプレッシャーのおかげで、必死にお金を儲けようとすることができる
とのことでした。
今回は最も習得が難しいと述べられている。確かに最も「恐怖」に打ち勝つ「勇気」が求められるステップかもしれないです。
ただ自分への支払いを先に実施しないと「金持ち」にはなれないし、実施すれば「金持ち」へなれるのであれば、やってみる価値はあるのかな、と考えさせられました。
以上本日の内容です。今回はやるべきことは分かりながら、やる勇気を持てない、というかなりメンタルよりの話でした。
ただ、このようなメンタルのコントロールを今後自身でして行かねばならないので、「Goサイン」が出せる金額はどこまでなのか、真剣に考えてみたいと思ってます。
何かしら、皆様の人生に気づきがあれば、嬉しいです!
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