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四季報データの見方《初級(十分)編》🔰:「連結事業」欄を正確に読み取り、実際の投資に使えるレベルで派生させていく𓂃◌𓈒𓐍😌🍀

🔷はじめに

    いきなりですが、皆さんは四季報データの「企業概要」欄ってどのくらいご覧になっているでしょうか?【特色】や【(大)株主】の箇所などはざっくりと確認しているかもしれませんね。

    ただ、通常はそれよりも、たとえばSBI証券アプリの「銘柄詳細」欄だと、「企業情報」タブに記載されている基本指標(予想PER・EPS・実績PBR・BPS・予想配当利回り・配当性向・ROE・ROA・株主資本比率等)の方を頻繁に確認していることでしょう。日々の売買等、投資判断に直結する情報ですから、自然なことだと思います。

    では、そんな皆さんに1つ質問です。皆さんが今主力として保有する銘柄は、おそらく1個から数個はあるかと存じますが、皆さんはそれらの企業の「事業内容」を全て答えられますか?
    「全部は無理だよ~」という方、それではせめて「メイン事業と準メイン(サポート)事業は何か?」、そして「事業全体に占めるそれらの割合は?」「そこから生まれている利益は?」については答えられるでしょうか?

    上記の答えがすぐに頭に浮かぶ方の場合は、今日の記事は飛ばしていただいても大丈夫だと思います(もちろん何かしらのお役には立てるかと存じます😌)。

    ただ、私の知る限り、"投資歴10年以上"のベテランと言われるはずの投資家さんたちでさえ、たとえば「今主力として保有している企業(○○○○㈱)の事業内容を全て挙げてみてください」とお願いしてみると、答えられない人が非常に多いです。そのくらい皆さん"なんとなく""フワッとした"投資を行なってしまっているものなのです。もちろんひたすら上向きな相場でしたらそれでもよいのかもしれません。

    しかし、事業内容すらまともに把握していないのですから、当然、企業のことを心底信頼できているはずもなく、長期大暴落の際はもちろんのこと、ちょっとした暴落や、緩く続く下落でも積極的に買い増せなかったり、それどころか"最悪"狼狽売りしてしまったりします。「一生一緒に○○!✨️イェーイ❣️」とか言ってたのにです。長期で保有し続けてさえいれば、想像を上回る恩恵を受けられるはずの銘柄を、せっかく時間をかけてコツコツ積み重ねてきているのに、それではもったいないですよね?

    ということで、今日は「保有銘柄(企業)に対する強い信頼」を持つために必須の大枠・基本情報を、正確に読み取り理解することから学んでいきます。それではさっそく行ってみましょう☺️🍀

🔷「連結事業」欄の基本的な見方を学ぶ(事例:三菱商事)

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