周囲の雑音は大きければ大きいほど良い。雑音を味方につけてチャンスを掴みましょう✨🍀
おはようございます。本当は昨晩アップする予定だったのですが、色々やっていたら寝落ちしてしまいました。さて、一昨日23日(日本時間23時~)のジャクソンホール会議でのパウエルさんの発言内容については、既に多くの方が書いていますし、皆さんもうお腹いっぱいだと思うので、私は別のことについて書きますね。
とはいえ、《おい、チョットマテヨ、実はワイまだ何も読んでないけん、サマリーくらいちゃんと書いとけっちゃ(何弁ですか?)》という声もチラホラ聞こえてきそうなので、念のためパウエルFRB議長の重要な発言に関する纏めを以下箇条書きさせていただきます。
【🇺🇸パウエルFRB議長の発言@ジャクソンホール会議】
Xでも書きましたが、これで9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げが「ほぼ確定的」となったこと(4年半ぶりの利下げ予定)、また利下げについて「段階的」などの言及をしなかったため、「大幅利下げ」も選択肢になっているとの憶測で長期金利は低下、日米金利差縮小を睨み、為替も米ドル円で一時144.04円まで円高方向に進みました。まだ気が早いかもしれませんが、米国経済指標等の発表に想定外の大きな変化、ハプニングが無ければ、今後も引き続き順調な利下げが見込まれており、ちょうど良い水準と考えられているアラウンド3%ラインまでいくだろうかという見通しです。
【長期配当株投資を継続していく上での「周囲の雑音」の意味とその役割】
さて、それでは本題に移りたいと思います。まず結論ですが、しっかり深掘りした銘柄分析をし、長期での確度の高い成長を信じるに至った「信頼銘柄」が、株クラ界のインフルエンサー含む多くの人たちにネタにされ笑いものにされている時、つまり業績(見通し)や株価の低迷期ですが、これは、自分自身の周到な資金計画に沿った、価格帯分散・時間軸分散を意識した買いができる人の場合は、長期投資の視点で言えば、"原則"買いです。
長期配当株投資である以上、株価が急落・低迷している(つまり基本的には業績見通しが悪くて人気が無い)時に、通常よりお得に、多い株数を買える、平均取得利回りも高くなる、これは素晴らしいことです。少なくともあなた自身は、その企業のことを長期優良企業と見ているわけですから、「結局10年単位で見れば業績は向上(回復)・EPS増加→配当金増加→結局株価も今より上昇してしまう」という流れになると分かっている中での「雑音増幅期」は、買い場を確信するうえでの一つのバロメーターになるのです。
もちろんこれは、あなたが基本指標であるPERやPBR、EPSやBPS、ROE、配当性向、自己資本比率など(余力があるならキャッシュフローまで)をきちんと理解したうえで、過去から現在までの業績の推移、中期経営計画、企業方針やビジョンを踏まえた適切な投資判断が出来ていることが大前提です。そうでなければ、ただのダメ株を無謀に買い増す単なる愚か者にしかなり得ません。
上記条件を満たした自信のある状態で、改めて、周囲の雑音が大きい、つまりあなたの保有する信頼銘柄が多くの人にネタにされている(投資していることをバカにされたり笑われたりしている)。そのイベント的な出来事をチャンスと見ていくわけです。お分かりでしょうか?
つまり、上記のように騒がれるということは、裏を返せば、その銘柄には皆が寄ってたかってネタにしたくなるだけのインパクトや花、需要があることのあらわれ、証明でもあるわけです(※以前のクミアイ化学工業のような一部例外はありますが、基本的には人気大型銘柄のはずです)。そしてもう1つ、人間というのは非常に面白い生き物で、本物のクズでなければ(あっ失礼)、本当に死にかけているもの(企業とその中で働く従業員たち)を笑いものにしたり、バカにしたりはできません。
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