PostScript
キラキラなんて言葉じゃまだ足りない。
どうしたらいいんだ。ちょっと吐き出させて。
最近は、配信とかサブスクとかの影響で、音楽は「曲」の単位で聞く人たちの手元に届くのだそうです。だから、アルバムとしてひとまとめで届けることが難しいんだってさ。
アーティストさんが、アルバムを一つの作品としてひとつに束ねて届けたくても、一曲しか届かない。なんなら一曲のいちばんキャッチーな部分が意図しないかたちでバズってしまうことだってあるそうな。
最近聞いて、へええってなった話です。
タイアップじゃなくて。あなたとふたりではなしがしたいと、言ってくださった彼もそう。
届けたい形で、届くかって、難しいよね。
コミュニケーション、双方向。
どう受け取られるかとか言葉にするかとか、そう言うのって難しいもんだなあって。こんなんでも少し作る側にいる身、思ったりします。
伝えることだけが、愛じゃないし。
伝わらなくても、愛はあるんだろうけど。
伝えたいからことばにするし、形にするし、音楽にするし。
作品に気持ちをあずけたなら、届いてほしいよねえ。
そうせずにいられないから、形にするんやろうなあって思うから。
今のわたしがそう、吐き出さないとバクハツするから。
そんななかでね。
わたしの大好きなアーティストさんのアルバムで、共通してる「アルバムをひとまとまりにする工夫」を聞いてほしいんだな。
それはね、イントロ曲(プロローグ)とアウトロ曲(エピローグ)を入れること。
しかも、プロローグ→エピローグで、曲が展開していくから、その間の物語を曲たちに託すんだ。
……すごいなあって思うんです。
わたしの大好きな、アルバム曲これ。
えめちゃんの、Walpurgisから。
これ、カラオケで歌うくらいには好きなんよな。
春を待つお祭りの、祈りの曲なんやって。
(さっきあんなこと言ったのに、サブスク貼るなよってな。この手軽さも手放せないんだ。)
季節よ進め 君は美しい
……なんという、祈りの言葉だろうね。
もちろんだけど、「時よ止まれ、汝は美しい」を踏まえてるんですよね。しかもこの汝は「時」を指していてそれに対しての呼びかけだと読み解くのが一般的なのだと聞いた気がします。
えめちゃんのことばは、目の前に過ぎゆく季節と共にある人を言うんだろうな。
彼女の言葉を借りるなら、「大切なひとりひとりのあなたへ」の言葉だと、わたしは思う。
前にも言ったけど、「生きろ。其方は美しい」とおなじですよ。あれはサンちゃんへの祈りだ。
それでね。
VOY@GERの話を聞いてほしいんだ。
わたしがなんか言う前に。まだみたことない人は必ず見てから聞いて。
もう見たことあるよって人は、ん?って思ったら見に戻って。
こんなことばなんて、たくさんネットに落ちてるやろうけど、人の感想RTして考えた気になってたらダメだよ。あなたの目で見て、耳で聞いて、心で感じたものを形にしなくちゃだめだよ。
だから、わたしの話読む前に、自分で感じて。
ほんまに、お願いやから。
あのMVの、はじめはね。
こう、こう投影?出力?されていくシーンから始まるんですよね。あとメガネの説明。
あくまでここはセットで、スタジオで、作り物なんだけどと、と世界の枠組みを見せられてから、このストーリーは始まるん。
そして、なんやかんやあってラスサビ。
映るサイリウムを持ったファンたちの姿。
そこから、お衣装のキラキラが増すんや。
「君の愛がわたしを照らしてくれるなら」
何度だって言うよ。Reason!!の歌詞のなかでshineを「輝く」じゃなくて「輝かせる」の意味で使ってくれたことがとても好きなんよ。
そして、最後。
はるかちゃんが、お辞儀してくれるん。
きっと、スタッフさんたちやったり、そこにいるであろう彼女のたったひとりの「プロデューサーさん」に対して。
あくまで、真ん中のは撮影で。
嫌な言い方すれば「現実」とか「本物」とかじゃあないんやけど、VR(仮想現実)じゃなくてAR(拡張現実)としてそこに在ってくれるものを、わたしたちは信じて見てるんや。
作られた世界じゃなくて、私たちの世界の延長線上に、在るものとしてのアイドルさんたち。
3Dライブなんて冷めた目で見たらおしまいだって、誰かが言ってて上手に楽しめるか心配やったけど。わたし神奈川のBPのときから大大大好きでずっと配信見てるし、心配なんていらなかったんやなって今では思う。
すっかり引き込まれて楽しかったし、「技術力がすげえ」っていう謎目線から楽しんでたりもしました。メタいはなしは見ないことにする方が沼れるのにね。
でも、たくさんの人が時間をかけてアイドルさんたちと向き合ってくれた結果の形に、愛を感じないわけにはいかなくて。
わたし、3Dライブもだいすきよ。
そしてもちろんやけど、キャストさんたちが、アイドルさんを背負って立ってくださる姿を見れるライブも大好きよ。
ぜひ見て。
うちの、315プロの子たちががんばるところ。
今回、ぼいじゃーやったのうちだけなんや。
うちのインテリ組、オリメン初披露やったの。
ほんまに聞いてください。
シンギュラリティはね、技術的特異点、と訳されるらしいのですよ。
びよんどざどりーむで、いんふぃにてぃぽっしびりてぃなんですよ。おわかりですか。
愛が、Iが、巻き起こすんですよ。はああ。
参考記事。
わたしが、東京の道頓堀さんで想楽くんのお好み焼き食べながら読んでた記事。
このころは、れじぇとばいとのPである自我しかわかってなかったんだ。
わたしが言ったことなんて、きっと全部この記事に書いてあって、わたしも遠い昔に心打たれて読んだんだからなんとなく覚えてるけど。
それでも、わたしが言葉にしたかったんだ。
エキスポの最後の、動画。
こわごわ、プレミア公開で見ました。
ちゃんとこれ、ライブ配信の履歴で残ってるんやな……。てことは、お片付け中の会場にはるかちゃんがいてくれたってことなんよな。
曲のキメのタイミングで、映像変わるのさすがプロ。こう言う見せ方、勉強になります。
これが今回の、アウトロだったと思う。
これをぜんぶ、本物であると信じたみんなで見た夢。みんなで信じた未来。
ちょっと+αで楽しくなる日常って、あるやん。
そう言うことやと思うんよなあ。
あいにーじゅー!
きっと思いの矢印は双方向。
そう信じていてもいいですか。
わたしの感覚的には、はるかちゃんたち、アイドルさんたちが、わたしをここまで連れてきてくれたんだけども。
アイドルちゃんたち的には、「わたしたちも照らすし、照らされてるんだよ!」ってアンサーをもらった気がした。
わたしは、こんかいは、えむくんのPさんでしんどい思いした人の話をあんまり聞いてないけど、やっぱり、大事にされたいって思いはあるし、わたしの大事なものを大事にしてくれる人のことは好きでいられるから。
うちの子たちに時間を預けてくださったショーケース。伸び伸びしてきてくれてとってもよかった。カレーパンも人気だったみたいで本当に嬉しいね。ありがとうね、とーまくん。
アイマスエキスポおつかれさまでした。
おうちから参加の民なんですが、それでも楽しかったんだ。
たいへんだったと思う。
企画してくださった側のみなさまもそうやし、スタッフさんも、サークルとか愛車展示側で参加してくださったみなさんもそう。
そして、参加してくださったたくさんのPさんたち。
ありがとうね、たのしかったよ。
キャストさんたちも楽しんでくださった様子を聞かせてもらえて、わたしは嬉しくなってました。
みんなの大事なものが違っても。
大事にしてる人がいることをわかって、理解し合える人でいたい。
寛容は、共感や同情を必要としないと思う。
不寛容は往々にして無知に起因する、と思う。
わたしも、肝に銘じておくね。
自分のことだけ守ろうとして、すぐ、忘れそうになっちゃうからね。よくないねえ?
みなさんの楽しい話!悲鳴!
あるいは、好きなアイドルさんの好きなところとか、わたしの気になるアイドルちゃんのダイマ!
たくさん聞かせてくーださーい!
昨日夜更かしたから今日は気持ち早めに寝るね。