資産形成を考えるなら「FPに相談」は最後でいい理由
※ここに書いてあることは、元々FPとして10年以上活動していたFIRE投資家の見解です。
私の意見に反論があるFPもいると思います。話聞きますので対談しましょう。
但し話を聞くのは「独立系」ではなく「独立しているFP」に限ります。
どこかに所属している人は当然NGです。※理由はこの文章中にあります
尚、FPの先生を信じている人もいるでしょう。
書かれている事は、そのアイデンティティを揺るがすものになります。
非常にストレスのかかるものになりますので、そういう方は是非読まないでください。
それでは本編に入っていきます。
私は過去FPとして活動していました。
沢山の人の相談を受け、解決してきたつもりでいました。
振り返ってみると、それは解決ではなくやり方の圧しつけであったと後悔しています。
FPとしての活動14年、FPを辞めて3年・・・「相談者」は誰一人として未だに豊かになっていない。
私の周りで豊かになった人は私が立ち上げたお金の学校「貯蓄塾」に通っていた(貯蓄塾は2023年3月に閉校しました)生徒の一部であり、現在早期退職倶楽部に所属している会員だが、やはりその全ての人を豊かにすることはできていないわけだ。
自分を豊かにできても、未だ一部の人間しか豊かにできない私は力不足なのだろう。
まだまだ精進の必要を感じる。
何故一部の人しか豊かにできないのか原因は理解している。
結局「努力」か「才能」或いは「その両方」の差でした。
現代には「お金を増やすための学校」はいくらでもある。
その殆どは「情報商材」と切って捨てられているが、中にはマトモなものもある。
その情報を使って実際に豊かになっている人が全体10%程度存在していれば、その商材は優秀であると言える。
何故なら、結局「努力」と「才能」に依存するからだ。
そんな優秀な情報商材でも、多くの人は失敗するので「詐欺」だと言われる。
実際は詐欺ではなく、その多数の人間に「努力」する意思も「才能」もなかったという事である。
単純な話だ。
お金を手にするには人生のどこかで「努力」する必要がある。
それを避けたければ優れた「才能」が必要だ。
理解したくない人達はFPの言っている事が福音のように感じるのだろう。
何故ならFPの言っている事は「努力」も「才能」も必要のない事だからだ。
滑稽な話だ。
■FPに相談する前に自分の「才能」を確認した方がいい
世の中にはお金を作る方法はかなりある。
そこには難易度は存在するが、正しい、正しくないは存在しないと私は考えている。
一般的に「良くない」と考えられているものも人によってはベストな選択になりえる。
だからなんでも試してみると良い。
そうすれば自分に合った資産形成方法が見つかるかもしれない。
私にとっての「それ」が株式投資であり、他の人にとってそれがFXだったり起業だったり不動産だったりするわけです。
しかしながらFPに相談してしまうとその「才能」や「努力するきっかけ」が見つかる前に貯蓄か投資信託か保険に誘導されてしまう。
彼らはリスクをとる事を極端に嫌がり、挑戦することを否定する。
結果相談者は「老人になるまでお金を手にすることが出来ない人」になる訳です。
要はFPに相談するのは「自分に才能が無く、努力するつもりもない事が確認できた後」でいいのです。
そうすれば自分の人生の可能性を潰さなくて済みます。
■FPは資産形成のプロではない
そもそもFPはお金の制度の専門家であり、資産形成の専門家ではない。
彼らは人生におけるリスクのとり方を研究しているわけでもなく、自分自身もリスクをとって資産を増やした経験も無いので、相談者の能力や環境に合わせた資産形成をお勧めすることが出来ない。
彼らは「リスク許容度」というまやかしの言葉を使い、さも相談者個別の能力や環境に合わせた提案をしているように演出しているが、投資信託や保険を販売する範囲から出ることは無い。
※これが不動産売りFPの場合は不動産を提案してくる。
中には私の様な経験豊富な「異端FP」も存在するがとてもレアである。
何故なら「異端FP」はFPとして活動するメリットがなく(商品販売しないので、相談料をいただくのだが、日本人は相談料を払うのを嫌がる)、自分で資産形成を実践してしまった方が金銭的にも精神的にも楽だからだ。
私の尊敬するFPの先輩も「異端FP」だったのだが、結局商品販売を辞めたら売り上げが立たなくなったので、FP活動自体を辞めてしまった。
この様に、相談者の可能性まで見てくれる様なFPに出会えることは本当に稀なのである。
■取り返しがつく間に自分のやりたいことを考えてみよう
既にFPに相談して資産形成を始めている人もいるだろう。
どうだろう?現在豊かな状況と言えるだろうか?
将来豊かであれば、今苦しくても我慢する事があなたの望んだことだろうか?
もしそうであれば、このまま資産形成を続けていればいいだろう。
しかし、そうでないならば、どうしたいのか?どうなりたいのか?考えてみよう。
そして自分にどんな「才能」があるのか調べるために、様々な挑戦をしてみよう。
仮に「才能」が無かったとしても「努力」できる人間であれば、なりたい自分のために挑戦し続けよう。
もしそれが見つかれば、今まであなたが「無理だ」とか「嘘だ」とか「詐欺だ」と言っていたことが、そうでなかったと解るかもしれない。
世の中には模範解答が確かに存在する。
ただそれは自分のために用意されたものではなく他人が用意したものだ。
人生が一人一人違うように、自分に合った資産形成も一人一人違う。
欲しいのはあなたの「正しさ」であり、他人の考えた「正義」ではないはず。
全ての可能性を試し、何も見つからなかったのならFPに相談しに行ってレールを引いてもらえばいいだろう。
それまでは自分自身の可能性に賭けて足掻いてやろうじゃないか!
ではでは・・・・