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必ず経験する"生と死"

生と死について考えることが大人になってから多くなりました。
子どもの頃は死後の世界があるのかとても気になり、寝付けず死への恐怖から泣いていたことがあります。
"人に嘘をつくと閻魔大王様に舌を抜かれる"と絵本で読んだ時はぞっした記憶があります。

未知な世界の"死後"とは

誰しもが一度は考えたであろう"死後"ですが、いろんな都市伝説が出回っていますよね。
その中で有名なのが輪廻転生…ですか?
実際何年も前にテレビで観たのですが、戦争を知らない小さな子ども(確か4、5歳の男の子)が前世の記憶を持ち、戦争の話をしたりその時に戦死した友人を弔っている実際の映像を観たことがあります。
すごい衝撃的な話で、その男の子涙を流しながら海で戦死した仲間に船の上から敬礼をしていた映像を今でも鮮明に覚えています。
私としては輪廻転生を信じたいですが、日本の仏教でいうと輪廻転生の考え方はあまりいいものとして捉えられていないようです。
1番いいのはやはり浄土へ行くことで、浄土は苦しみがなく、安らかに過ごすことができるようです。
一方で、転生するのは苦しみがあるという考え方があるようで、それは大人になってみればすごく腑に落ちる考え方でした。
それなら浄土に行きたい!と単純に思いますが、浄土に行くことは選ばれし者しかいけないとのことで、私はまだまだ行けなさそう。
余生を全うしてあわよくば行けたらいいなあ〜と思います(笑)。
そして輪廻転生が本当に実際あった場合、死後平均4年ほどで生まれ変わるとか。
めちゃくちゃ早い!あわよくばオリンピックを2大会連続で観れるのかもしれない!
一方で死後は"無"となるとも聞きますが、めちゃくちゃ怖いです。
"意識"はどこに?怖すぎる…。
何も見えない聞こえない感じれない。
五感もなにもない。
浄土で安らかにどころじゃない。
心から浄土があることを願ってしまいます。

"生きる"="苦しみ"

日本の仏教の考え方では"生きる"というのはポジティブなことだと思っていたので、私の中で"生きる=苦しみ"と結びつくのは意外でした。
苦しみの上に、その先に幸福があるものだと私は思います。
何にしても苦しいです。
選択や決断、そして日々の努力。
それらが嫌なことなら特に苦しい。
一層のことなら消えてなくなりたいと誰でも思うことはあります。
ですがその苦しみを誰かと共有して、自分が楽になれる術は誰もが知ってるし、嫌なことがあると誰かに愚痴るなんてことはよくありますよね。
そうして嫌なこと、苦しいことを分散して人は上手く生き抜いているように思います。
人間は1人では生きていけないし、今社会が回ってるのも、ご飯が食べれてるのも、家があるのも全部含めて人間で成り立ってます。
どこかの国か忘れてしまいましたが「人は人に迷惑をかけて生きるものだから、その迷惑を許しましょう」という教えがあるみたいです。
だから迷惑をかけようがかけられようがそれは当たり前のものとして受け入れられて許されています。
日本人ではそれはあり得ない感覚ですよね(笑)
でもその考えは必要なことでもあり、私自身もそうでありたいと思います。
人間皆お互い様が当たり前になるといいな〜。


今の話を踏まえた上でちょっと話は逸れますが、吐き出しておきたい気持ちを誰かに聞いてほしいのです。
苦しい、辛い気持ちを発散しておきます。

現在世界の社会秩序が乱れつつありますね。
報道番組を観ているとすごく辛いし、本当に恐怖しかないし、涙が出る毎日です。
もう多くの人が命を落としていますし、日本に在住しているウクライナの方はデモを起こしています。
なんで共存ができないのか。

世界は冷戦を終え平和に向かっているとよく聞いていましたが、何が起こるかわからないし、何が起こってもおかしくない。
日本が戦場になることもあり得るし、それに立ち向かう力はあるんでしょうか。
でもやっぱり戦争だけは嫌。
国土を守ることも大切なんですが…。
人が死ぬなんてもっと嫌です。
生命はすごく尊いし、価値のあるもので、粗末にしてはいけないと思います。

一刻も早く戦争、紛争が終わり、平和が訪れますように。

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