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湯たんぽといいふうふ

節約を試みていたけど、心が荒んだので程度は大事だなと思った。それでもお金は大切なので自分と相談しつつ続けたいなと思う。
今日はクリーンセンターに家庭ごみを持っていった。電子レンジの扉の立て付けが悪くなってしまったのは100%私が原因だ。パカパカして遊んだ時期があった。いい大人なのに。19年使っていた。
電子レンジを捨ててしまったので帰りに買うしかなく、お店で手頃なものを選ぼうという話になった。東芝の電子レンジを捨てて、東芝の電子レンジを買った。あまり使わないのにオーブン付きのものがよくて、日立との二択になったけれどサイズの大きい東芝にした。思ったよりダンボールが大きくて不安だったけれど、前の電子レンジを置いていた棚にギリギリ入った。

お金を使わない生活に憧れがあるものの、私はお店を見て回ることが好きだし、見ると欲しくなる。無印良品で歯ブラシを買うつもりが靴下と湯たんぽも買った。湯たんぽデビューだ。
湯たんぽは思ったよりぬるかった。こんなものなのかとがっかりしたけれど、そういう油断から低音やけどするのだろう。説明書にはこれでもかと低音やけど注意と書いてあった。カバーのタグに「鹿の子」と書いてあって、編み方が鹿の子というらしい。脳内には「しかのこのこのここしたんたん」が流れる。けれど私は元ネタをよく知らない。推しが「しかのこのこのここしたんたん」と言っていたことも思い出す。

アマプラに「1122(いいふうふ)」というドラマがあるのをご存知だろうか。普段同じアニメばかり再生している私が、サムネが気になって開いてみると高畑充希と岡田将生との文字。結婚したばかりじゃなかったか。このタイミングでこのドラマ、なんだかすごい。夫婦役だし。このドラマが最近配信されたものなのかも詳しくは知らないけれど、面白そうだと思った。
夫婦の話なのだけれど、私は浮気されたら別れそうだなと思いながら見ていた。でもこのドラマを見ていると、人と人との関係はお互いが諦めなければ時間をかけて修復することができるかもしれないと思わせてくれた。
9月に疎遠になった友人がいた。私は諦めていた。関係って終わるともう駄目だと思っていた。喧嘩したらそこで終わり。でもそうじゃないかもしれない。そんな希望を抱いてしまったので、ラインしてみた。返事はないかもしれない。でもそれでもいいと思えている。私のこれからの人生で、人間関係を断つことが多かった人生で、修復しようと試みたことは結果がどうあれ私の財産になると思った。
とても拙いのだけど、それでもこれから、少しずつ。人を大切にできるようになっていきたい。もちろん自分も大切にする。「1122(いいふうふ)」は好きなドラマになった。物語の優しさに触れて、私も柔らかくなるといい。

湯たんぽはぬるいけれど、昼間に入れたままで今もほんのり温かい。すぐ冷めるのでは、プラスチックだし。と甘くみていたけどこれはすごい。足を置くと冷えた指先が温まる。肌には触れさせないで、とも書いてある。説明書には布団を温めるもの、のような記載があった。人が布団に入ったら湯たんぽは取り出すようにと。しかし今私の腰の横に湯たんぽが置いてある。ぬるければいいかと思って。最初は肌に触れていたのだけど、何か危ない気がして避けている。多分ぬるいからと油断するのがよくない。まあ布団に入ったのなら出せという話なのだけれど。こたつみたいにならないかなあ。火傷しないように気をつけよう。

話は終わりなのだけど余談を書いておきたい。
毎日服用している薬があるのだけど、うっかり2週間分飲み忘れていた。担当の先生は怒るタイプではないけれど、これは良くないやつ。体のためにも。
4週間分を一度にもらうので、2週間だと3日に1日飲んでいない。気づかずにゆるゆると過ごしていた。いざ病院に行くと「看護師さんにねつさん来てませんが薬ないんじゃないですか?と言われてそろそろ電話しようかと思っていました」とのこと。優しい…。
「調子がいいと意識しなくなるので飲み忘れることもありますが、あまり忘れると安定しなくなりますから…」と先生は朗らかに言ってくれた。言葉や表情の柔らかさが助かる。
私は口で説明することにゆるい苦手意識があるので、最近の体の調子を紙に書いて読んでもらうことがたまにある。先生は「話がまとまっていて分かりやすいです」と言ってくれた。書くことが好きなので、嬉しくなる。

KALDIのシュトーレンを食べ切った。こんな高カロリーなもの、と避けていたけれど美味しい。ちいかわのごまあんまんも美味しかった。ちいかわの顔が焼き印されていて、食べられるのがかわいそうで可愛かった。おしまい。

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