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技術は金で得られるか?修行にかけた時間の価値


最近、寿司職人の学校が流行っているらしい。
3ヶ月ですし職人になれるらしく、費用は100万円くらいだそうです。
インバウンドですしが流行っていて、
海外で、すし職人になると、年収3000万位はもらえるということで、その需要は高まっているといいます。

「修行に時間をかけることの重要性」

すし職人になるには、職人の世界では最低10年はかかるという。
それは、単にお寿司の握り方、魚がさばけたらいいというものではなく、魚の質を見ながら経験や、生ものを扱う際の慎重な判断力は時間をかけて培われていくものではないかと思います。
なかなかじっくり修行する事が「時代遅れ」という人もいますが、
技術や経験が積み重ねられて得られる、精神面や仕事に対する姿勢も
重要なのではないかと思います。
(せめて3年は修行して欲しい。。。)

イヤーエステのFCの難しさ

イヤーエステもフランチャイズが最近出来て来てるようで
3ヶ月でサロンが出せますと言うキャッチコピーで募っているようです。
レッスン開始と同時に、サロンの場所を探し始め
内装も初めて、3ヶ月で技術が出来る出来ないにかかわらず
サロンはオープンするらしいです。

うちの協会では、イヤーエステシャンに合格するまでは3年はかかります。
最初は、耳かき、耳たぶリフレ(耳のマッサージ、首のリンパケア、ヘッドマッサージ)が時間内にできるまで3か月はかかります。
その間に、自分が向いてるか、向いていないかもわかりますし
ましてや、サロンを持つかどうか考えるのは、普通はもっと先の話です。

さっきのすし職人の話も同じですが、
修行中は、技術だけではなく、業界の事、収入の事、経営の事、スタッフの事、集客の事など、考えながら自分が経営者になってやっていけるかどうかを考える時間があるという事です。
(修行中と書きましたが、最近は修行しているという感覚ではないと思います。修行というより、働きながら技術を身に付けるという方が
今の時代の考え方の様に思います)

自分の夢や、サロンをこんな風にしたいとかイメージ膨らませて
自分の店を構える事が楽しみでもあり、
そこにわくわく感や達成感を味わえるのではないかと思います。
(そうではない人もいるかも知れませんが)
出来るかどうかもわからない技術を習っている段階から、
フランチャイズの本部に勝手に店舗探されて、内装も勝手にされて
経営もわからないままに、店舗を作られて「さあどうぞ」っていうのは
一番の楽しい所を取られてしまってとても勿体無い!
せっかく経営者になって自分の思い通りにできるのに
それなら、雇われてるのと変わらないし
その上、経営面でも、ロイヤリティを支払わないといけないリスクも
伴うので、収入面でも厳しくなります。

回転寿司のようなフランチャイズの良さは、効率とコストに焦点を当てたビジネスモデルであり、職人技とは異なる側面です。
技術の質の面では、ちゃんと時間をかけて訓練を受けた人と差が出る可能性があるので、イヤーエステのような特殊な技術は、
個々で技術差が出てしまいます。。。
コンビニやファミリーレストランの様に、ネームバリュがあって、誰もが知ってる安心感、どこの店に行っても値段もサービスも同じというのが、フランチャイズに入る良さですが
個々が強いと、FCはかなりムズイ。

イヤーエステは、耳掃除だけではないビジネスモデル

イヤーエステは、耳掃除は勿論ですが、
その後の耳たぶリフレが、リピーター率を高め
売上を上げるビジネスモデルです。
スタッフを雇っても、分業出来るシステムです。
一人で働くのと、チームで働くのでは
予約の取り方や、お客様の回し方など全然違ってくる。
うちの協会で教えた生徒は、インターンシップ出来る人は
少しでも、サロンで経験を積んで、旅立たせたいな~と思っています。





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