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【イベントレポート】ケリング・ジェネレーション・アワード Group B ピッチイベント


7/23 (火) にCIC Tokyoにおいて、サステナブルファッション・ビューティをテーマに掲げるアワードプログラム「ケリング・ジェネレーション・アワード」のGroup B(リテール&消費者エンゲージメント)の書類選考を勝ち抜かれた総勢10名よるピッチイベントが開催されました!

【1】「ケリング・ジェネレーション・アワード」とは
本アワードは、グッチやボッテガ・ヴェネタ等を擁するケリング社がCIC Instituteと共に、本年、日本にて初開催しているプログラムです。日本のファッションおよびビューティ業界において、環境と社会にポジティブなインパクトをもたらす持続可能なイノベーションの創出を目的としています。

今回行われたイベントではGroup B(リテール&消費者エンゲージメント)に応募したスタートアップの中から書類審査を通過した合計10組がピッチを行い、会場では約50名、オンラインでは約90名の皆様にご参加いただきました。

開会の挨拶 産形 利恵 氏 / Kering Japan, Communications and Media Director

【2】「ケリング・ジェネレーション・アワード」ピッチ登壇者の皆様
#1 ライフスタイルアクセント株式会社 ファクトリエ代表 / 山田 敏夫 氏
#2 株式会社Spacewasp CMO & CBO / 瀬戸口 稜二 氏
#3 株式会社ニューロープ 代表取締役 / 酒井 聡 氏
#4 株式会社MILKBOTTLE SHAKERS 代表取締役 / 喜多 泰之 氏
#5 株式会社モーンガータ 代表取締役 / 田中 寿典 氏
#6 株式会社WALLTECH 代表取締役 / 長谷場 咲可 氏
#7 株式会社ARCHIVESTOCK 代表取締役 CEO / 米永 豪 氏
#8 株式会社STANDING OVATION 代表取締役CEO / 荻田 芳宏 氏
#9 hap株式会社 代表取締役 / 鈴木 素 氏
#10 株式会社comvey 代表取締役 / 梶田 伸吾 氏

#1 ライフスタイルアクセント株式会社 ファクトリエ代表 / 山田 敏夫 氏
フッ素を使用せず、一度の加工で半永久的な効果を付与することができる独自の後加工技術によって、「汚れない」服を開発するビジネスを行っています。
#2 株式会社Spacewasp CMO & CBO / 瀬戸口 稜二 氏
植物ゴミを樹脂化し、リサイクル&養分化できる素材を開発。この素材を利用して家具や内装を成形するビジネスを行っています。
#3 株式会社ニューロープ 代表取締役 / 酒井 聡 氏
消費者のニーズを把握することで発注量の適正化を図れることを強みに、ファッショントレンドの予測を可能にする画像認識AIに関するビジネスを行っています。
#4 株式会社MILKBOTTLE SHAKERS 代表取締役 / 喜多 泰之 氏
ICチップが内蔵されたタグのついたエコバッグを使用することで、消費者が直接社会貢献ができるプラットフォーム「Loopach」に関するビジネスを行っています。
#5 株式会社モーンガータ 代表取締役 / 田中 寿典 氏
家庭で廃棄化粧品から絵の具をつくれるキットを販売したり、企業や小売店舗で発生する廃棄化粧品を工業用色材にアップサイクルしたりといった、廃棄化粧品の再利用ビジネスを行っています。
#6 株式会社WALLTECH 代表取締役 / 長谷場 咲可 氏
合成繊維を含めた廃棄衣料と、農業の廃棄フィルムを合わせた繊維パネルに関するビジネスを行っています。反毛作業を省くことで衣類の色柄を生かし、かつエネルギーを削減できることを強みとしています。
#7 株式会社ARCHIVESTOCK 代表取締役 CEO / 米永 豪 氏
出品者審査や不正検知などの独自機能によって取引トラブルを減らせることを強みに、ラグジュアリー分野に特化したファッションフリマアプリ「ARCHIVESTOCK」に関するビジネスを行っています。
#8 株式会社STANDING OVATION 代表取締役CEO / 荻田 芳宏 氏
AIスタイリストが所持している服からコーデを提案するのを軸に、BtoBと BtoC両方に向けたサービスを展開するリテールDXプラットフォームに関するビジネスを行っています。
#9 hap株式会社 代表取締役 / 鈴木 素 氏
衣服のレイヤーごとに抗菌や防虫、冷感、UVカットなどの機能をそれぞれ付与することでマルチ機能化できる独自技術「カバロス」に関するビジネスを行っています。
#10 株式会社comvey 代表取締役 / 梶田 伸吾 氏
ECシステムの拡大によって増える梱包ゴミの問題解決のために、日本郵便と連携して、繰り返し使えるエコ梱包バッグ「シェアバッグ®︎」に関するビジネスを行っています。
閉会の挨拶:梅澤 高明 氏 / CIC JAPAN, 会長

【3】「ケリング・ジェネレーション・アワード」審査員の皆様

ケリング・ジェネレーション・アワード審査員、「アドバイザリー・ボード」として、各分野で専門的な知見をお持ちの14名が参画され、それぞれのピッチに対する質問も盛んに行われました。

  • 石田 ともみ 氏 / 株式会社環境エネルギー投資

  • 岩田 紘宜 氏 / 東京大学

  • 大松沢 明宏 氏 / 日本化学繊維協会

  • 梶原 加奈子 氏 / 株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIO

  • 鎌田 安里紗 氏 / 一般社団法人unisteps

  • 中村 恵生 氏 / 繊研新聞社

  • 長谷川 隆 氏 / 国際商業出版株式会社

  • 林 千晶 氏 / 株式会社Q0

  • 東 憲児 氏 / Spiber株式会社

  • 日比 保史 氏 / イーアールエム日本株式会社

  • 向 千鶴 氏 / 株式会社INFASパブリケーションズ

  • 矢野 貴久子 氏 / 株式会社アイスタイル

  • Angie YU 氏 / Kering

  • 梅澤 高明 氏 / CIC JAPAN, A.T. KERNEY

アドバイザリー・ボードの皆様
当日の審査員のご様子

【3】「ケリング・ジェネレーション・アワード」の今後について

プログラムの流れ

 グループ A (代替素材・原材料 & 製造工程)、グループB (リテール & 消費者エンゲージメント)共に、それぞれ多くのスタートアップ&研究者様にご応募いただきまして、公募期間およびピッチイベントを終了しました。今後の審査を経て上位10社に選ばれた方々には11月上旬に開催予定の集中支援コースにご招待し、ファイナリストピッチに向けて準備を頂きます。

 ファイナリストピッチの後、2025年3月12日には、上位3社の皆様への授賞式が執り行われる予定となっております。
詳細は本アワードのホームぺージにアップデートされますので、是非ご確認ください!

<参考>前年度中国にて開催された「ケリング・ジェネレーション・アワード」授賞式の様子

今回初めてE&Eコミュニティのことを知っていただいた皆様へ

CIC TokyoU3イノベーションズが立ち上げた環境エネルギーイノベーションコミュニティ(E&Eコミュニティ)は、昨今のサステイナビリティやカーボンニュートラルへの関心の高まり、イノベーションによる社会課題解決の期待を背景として、イノベーション・エコシステムのステークホルダーが集い年間を通じて多様な活動をすることによるスタートアップの成長やスタートアップ・大企業・研究機関・行政機関等の協業を通じたイノベーション創出を行っています。
【コミュニティメンバーを募集中です!】
現在コミュニティメンバー(スタートアップや起業家、研究者や企業の個人会員は参加無料!)と協賛企業を募集中ですので、本コミュニティのプログラムについて詳しく知りたい方は、環境エネルギーイノベーションコミュニティ運営事務局(env-startups@cic.com)までご連絡ください。

コミュニティへの参加申込はこちら↓

X(Twitter)アカウントも開設しました! @eande_community : フォローしていただくことでイベントやコミュニティアナウンスメントをご覧いただけます。

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