【楽天名鑑2021】渡邊佑樹 鈴木翔天 藤井聖 安樂智大 西口直人 石田駿 福森耀真 津留崎大成
《企画趣旨》2016年にnoteで『東北は日の出を待っている』と銘打ち、選手名鑑作りを試みたことがありました。あれから5年、今年もチャレンジしてみようと思い、始めたのが当企画です。
※主要選手は400字、その他の選手は200字で寸評を作成します。
※年度別成績のリンク先はBaseball Labさんです。
※本稿では表題8選手を掲載しています。
※牧田含む8選手はコチラ。則本兄含む8選手はコチラ。松井含む8選手はコチラ。捕手8選手はコチラ。
●渡邊佑樹
1軍は大卒3年間で19年の1登板だけ。入団時「伸びしろも含めて評価」された素質はつぼみのままだ。
昨年は2軍で前年とほぼ同じ投球回を投げながらも、制球難に苦しみ防御率を2.98→4.55に悪化させた。
石井監督の提案で秋季教育リーグからサイドスローに挑戦。その成果か、シーズン中.299を許した左打者被打率は宮崎で.111へと改善。
年明け巨人の高梨雄平、大江竜聖と変則左腕合同自主トレを実施し、キャンプを育成唯一の1軍で迎えた。
●鈴木翔天
年度別成績はコチラ。
“大化け”を予感させるイケメン・サウスポー。
プロ初登板を飾った9/15●E1-5Bで150キロを計測し、ファンを驚かせた。
1軍では2登板に終わったが、2軍では怪我なくプレーし21登板22.2回、防御率1.99。とくに奪三振率11.12で、左打者を41.0%で三振に取り、本人いわく「一歩前進」。
ドラフト3位の藤井聖とは神奈川県出身の同期。瀬谷リトルシニアでチームメイトでともに左腕とあって「負けないように頑張っていきたい」とライバル心を燃やす。
●藤井聖
2020年ドラフト3位。甲子園出場なく大学時代0勝、社会人で急成長したチリチリ頭の好漢は、俳優・伊藤英明似。
上背は176cmながらも、ダイナミックなオーバースローで最速150キロの速球を投げ込む。
担当・部坂スカウトからは「DeNAの今永(翔太)選手のような投手」と評され、本人はアニメ『MAJOR』の主人公・茂野吾郎のような力投派を目標にする。
「凄い陽気で明るい性格。一緒にいて楽しい」は中学時代からの仲の鈴木翔による人物評。
●安樂智大
年度別成績はコチラ。
高卒6年目は「反骨精神」を掲げて初の開幕1軍入り。
救援に専念し、前年とほぼ同じ投球回ながらも防御率を4.73→3.48に改善させ、途切れかかったキャリアの維持に成功した。7登板で防御率8.31だった雨中登板が少なければ、もっと良い結果になったはずだ。
弓削が負傷降板した7/16○E7-4Lで緊急登板して1112日ぶりの白星。
10日後の7/26○E5-4Bにもスクランブル。藤平の退場を受けて初回から急行し、危険球直後なのに右打者の懐を大胆不敵に・・・(続く)
★★★新規読者さんウェルカム!★★★
この続きは、noteマガジン『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記〔2021前半〕』でお楽しみください。
3.11から10年目。レジェンドの電撃復帰で優勝を目指す陣容も整った! 石井GM体制も全権監督で新章に突入するイーグルスの新たな挑戦を、7/31(土)まで記事70本以上で綴ります。試合評やコラムなどをお届け!あなたの野球観、変わります!
また、同内容を『まぐまぐメルマガ』でも配信中、こちらは登録初月無料です。新たな読者さん、お待ちしております!
読者の皆さんにいただいたサポートで、さらなる良い記事作りができるよう、心がけていきます。