【試合評】 燕投手陣を相手に打撃練習。片っ端から粉砕する今季2度目の11得点~2016年3月8日○楽天イーグルス11-4ヤクルト
11安打13塁打の11得点で大勝!!
明石主催試合では球団史上最多3,670人の大観衆。内野席に立ち見が出るほど盛況に沸いた中、イヌワシ打線が実に良く活発に打った。打って打って打ちまくった11安打13塁打。与四死球9個など相手のミスを絡めて、館山、新垣、竹下、岩橋とヤクルトの出てくる投手を片っ端から攻略していき、スコアボードに叩き入れた得点は11を数えている。
11得点のビッグゲームは4日西武戦(○E11-2L)に続く今季2度目の快挙になった。
これで対外戦成績は7勝6敗1分になった。
両軍のスタメン
ヤクルト=1番・西浦(遊)、2番・山崎(左)、3番・山田(二)、4番・バレンティン(指)、5番・雄平(右)、6番・荒木(一)、7番・谷内(三)、8番・中村(捕)、9番・比屋根(中)、先発・館山(右投)
楽天=1番・岡島(右)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ウィーラー(三)、5番・松井稼(中)、6番・ゴームズ(指)、7番・後藤(遊)、8番・聖澤(左)、9番・嶋(捕)、先発・辛島(左投)
取られたら取り返したイヌワシ打線
楽天は先発・辛島が2回表に2点を先制され、2点リードの5回表には古川がバレンティンに2ランを被弾。 一振りで同点にされたが、奪われたらすぐさま直後の攻撃回で取り返す。そんな理想の攻撃を2度、実施することできた。
2点を追った2回裏は短長3安打に相手のエラーを絡めて3点を奪取。逆転に成功した。
1死後、5番・松井稼と6番・ゴームズの連続右安で3,1塁とする。7番は本日1軍合流の後藤。当たりは一ゴだったが、ファースト荒木のエラーを誘う。この間、好走塁で三進した松井稼が生還し、まずは1点を返した。なおも1死2,1塁、聖澤がタイムリーとなる左中間二塁打。同3,2塁で9番・嶋が中犠飛で3点目を挙げた。(楽3-2ヤ)
(下記に続く)
新垣相手に4回1得点、5回2得点
逆転に成功した楽天は4回に二番手・新垣から1点を奪った。制球に苦しみ、四死球を連発していたベテラン右腕を攻め、1死満塁から9番・嶋が2打席連続の中犠飛。リードを2点に広げた。(楽4-2ヤ)
しかし、5回表、二番手・古川がバレンティンに2ランを浴び、試合は再び振り出しに戻る。(楽4-4ヤ)
直後の5回裏、イヌワシ打線は新垣に立ち直る隙を与えない。安打、暴投、四球で相手のミスも絡めて1死2,1塁のチャンスを作ると、代打・伊志嶺が一塁へ進塁打。2死3,2塁のお膳立てをモノにしたのは、今年38歳を迎える背番号4だった。アラフォー対決を制する中安は走者2人を楽々ホームに呼び込む2点タイムリー。今日の後藤は1軍合流即7番・遊撃でスタメン出場し、3打数2安打3打点の槍働きになっている。(楽6-4ヤ)
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