【試合評】投打の課題くっきり。どこが問題なのかズバリ!指摘します!~2月23日●E1-3S
今日は浦添も雨。朝からの悪天候で、練習試合の開催がどうなるか?と思われたら、天候回復し、グラウンド整備も無事整い、13時プレイボールになった。
対戦相手のヤクルトは、侍ジャパンの山田哲人と、椎間板ヘルニアで2軍調整中の川端慎吾を欠く布陣だったが、ほぼフルメンバーといってよい陣立て。
楽天は、昨日30歳の誕生日を迎えたペゲーロが調整遅れのため、本戦も出場できず、以下のラインアップで臨んだ。
両軍のスタメン
楽天=1番・茂木(遊)、2番・田中(右)、3番・銀次(一)、4番・アマダー(指)、5番・松井稼(左)、6番・今江(三)、7番・福田(中)、8番・三好(二)、9番・足立(捕)、先発・釜田(右投)
ヤクルト=1番・坂口(中)、2番・大引(遊)、3番・雄平(右)、4番・バレンティン(左)、5番・グリーン(指)、6番・畠山(一)、7番・中村(捕)、8番・谷内(二)、9番・廣岡(三)、先発・オーレンドルフ(右投)
試合結果は1-3で楽天の負け。
先手はヤクルト。
先発・釜田佳直が立ち上がりの初回、雄平に先制ソロを許した。
その後は中盤まで両軍無得点が続いたが、5回に西宮悠介が3本の単打を集められ、スワローズのスコアボードに2点目が入った。(楽0-2ヤ)
9回は両軍の「大志」が得点を挙げた。
楽天は2点を追う9回表、田中和基、枡田慎太郎の連打に、岡島豪郎が0-2から奪った四球でノーアウト満塁の絶好機。
島内倒れて1死後、中川大志の初球打ちが中犠飛になり1点を返した。(楽1-2ヤ)
練習試合の特別ルールで実施された9回裏は、2死2塁から廣岡大志が左前へ。
レフト島内のバックホームと、2塁走者・西田明央の競争になったが、間一髪クロスプレーの末、ホーム生還を許している。(楽1-3ソ)
楽天は今季対外戦でワースト4安打。
先発オーレンドルフを筆頭に、外国人投手がぞろぞろお出まし、さらには和製サブマリンという、この時期ならではの「独特な継投」の前に、打線が沈黙した。
アマダー、今江年晶、田中、枡田の各1本にとどまった。
これで対外戦成績は4勝2敗、NPB球団との対戦成績は1勝2敗になっている。
開幕までにメドをつけたい投手陣の課題
対外戦6試合を終えた楽天投手陣の防御率は3.48。
この3.48を先発・救援別に分けると、先発5.21、救援3.36。
先発が悪いのは、昨年まで1軍戦力に届かなかった森雄大、宋家豪らに機会を与えているためであり、数字のインパクトほど悲観する必要は全くない。
一方、昨年セパ12球団ワーストの防御率4.53を記録したリリーフ陣は、ここまで頑張りを見せている。
巨人からトレード移籍してきた小山雄輝、本戦でも2回をゼロに抑えた新人・高梨雄平など、「使えそうな新戦力」も登場。
弱点解決の道が見えてきたと言えるのだ。
しかし、こと、この課題に限って言えば、解決の道はまだまだ先になりそうな雰囲気である。
その課題点とは?
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